06:15 | 70kmの部第1ウェーブでスタート。萩往還入口まで走り、往還道の山道はできるだけ早足で 歩く。前半のほうが下りが多く、何よりまだ元気があるので、なるべく往路でタイムを稼いで おこうという作戦。 |
07:20 |
山道から県道へ出て、21世紀の森通過、長い下り坂。 10分くらい前にスタートしたぐっち選手を途中で追い越す。ここまではまだ絶好調。 |
08:00 | 佐々並エイドに到着。豆腐とむすびで遅い朝食。 |
08:40 |
釿ノ切("しょうのきり"と読むらしい)峠に到着。 昨年の台風18号で一升谷の山道が通行不可となり、今年は262号線の旧道?を利用した 迂回コース。事前に配られた略図でもかなり長くなるとは予想していたが、実際に走って みると「本当に長い」。勾配はそれほど急ではないが、第1回村岡ダブルフルのいやーな記憶 (折り返しコースの長い長い下り坂→帰りは上り)が蘇る。 下りきってから明木エイドまでがまた長い。復路が思いやられる。早くも脚に疲れが・・・ |
09:20 |
明木エイド出発。 先ほどの迂回コースは、片道3.5kmの延長になるらしい。ということは、往復7km増! 昨年並みに走っても1時間は違ってくるはず・・・昨年の記録更新はあきらめざるを得ない。 序盤飛ばしすぎたからか、有料道路の峠を越えようとする脚が、昨年にも増して重い。 |
10:00 | テツ選手とすれ違う。少し肌寒かった気温がいつの間にか夏の陽気に。エイドの水分補給 だけでは間に合わなくなり、道端の自販機で500ccのペットボトルを買い、 いっきに飲み干す。 |
10:20 | 萩駅通過。去年もそうだったが、ここから萩城跡までがやけに長く感じられる。 今年は歩いているので余計に長い。 |
10:40 | 萩城跡到着。 |
10:50 | 萩城跡出発。萩駅までの間に源田選手、ぐっち選手とすれ違う。 もうすぐゴールできる人がうらやましい・・・ |
11:30 |
萩有料道路の上り坂、歩きどおし。 料金所そばの売店で「ちょんまげビール」が売られている。その隣の露店では、 肴にもってこいの干魚や焼きイカのにおい。早く帰りたい。 |
12:20 | 明木エイド到着。昼食の弁当は今年も食べ損ねた。 |
13:00 |
迂回コースの長い長い上り坂。坂の手前の自販機で水分補給をしたが、もとより走る気もなく、
ひたすら歩く。 坂の途中で、250kmの人と合流。この2日間で10分くらいしか眠っていないという。 足元もおぼつかなく、今にも道端の溝に足を突っ込んでしまいそうな雰囲気。こちらもどうせ 走る気にはなれないからと、話をしながら坂を一緒に上ることにした。なんでもこの人は 萩市内でずいぶん道に迷ったそうで、「萩の人は道案内がいいかげんで不親切だ」とこぼして いた。よくは知らないが250kmの選手には「地図を片手に正しいルートを進む」ことも 課せられているらしい。土地カンのない人は辛いだろう。ちなみにこの人は兵庫からの参加。 村岡ダブルフルには出たことないとのことだった。 どのくらい時間がかかったのか定かでないが、ようやく釿ノ切峠にたどり着いた。 |
15:00 |
佐々並エイドに到着(先述の人とは峠を越えたところで別れた)。 水分はいうまでもないが、身体の塩分も不足気味。「ささなみ豆腐」に多めに醤油 をかけて食べる。あと約15km・・・ |
16:00 |
262号線より山道を経て県道へ入る。ずっと歩きっぱなし。 250kmの(さっきとは別の)人と合流。今度の人も2日間で20分くらいしか寝ていない という。それでも10分の差か?前の人よりは足元はしっかりしている。 21世紀の森までの上り坂をずっと話しながら歩く。こちらの人は福岡からの参加で、 このマラニックの後で阿蘇カルデラの100kmにも参加するとのこと。 全国いたるところに同じことを考えるバ・・・いや、ウルトラマラソン愛好者がいるものだ。 自分も同類だが。 |
16:40 | キャンプ場前の売店で草もちをもらう。おいしい。 |
16:50 | 板堂峠を越える。あとはゴールまでほとんど坂を下るのみ。時間に余裕があるので 相変わらず話しながら山道を歩いて下りる。 |
17:30 |
往還道を出る。ここで連れの人と別れ、一足先にゴールを目指し駆け下りる。 途中で桜井選手と遭遇、声援を受ける。途中ですれ違った記憶がないが、もしかしてリ・・・? |
17:47頃 |
やっとのことでゴール。とにかく長かった。そして暑かった。 完踏証は、30分くらい待ったが出来上がらないのでもらわずに帰った。後で届けてくれる だろうか(筆者注:結局もらえなかった)。手元の時計では11時間32分台。 瑠璃光寺前の売店のソフトクリームを食べ損ねた。 来年は、道が直っていなければ35kmに参加? |