大会名 第12回比婆山国際スカイラン SEKISUI CUP 2001
開催日・天候 2001年5月20日(日)・晴
開催地 広島県比婆郡西城町 県民の森スキー場スタート/ゴール
部門 18.5km、9km、5km 
参加者 桜井、和崎・・・18.5km 
コース概要 18.5km: 県民の森スキー場(850m)をスタート、ゲレンデを30メートル直登したのち伊良谷山 登山口(805m)まで下り、そこから伊良谷山山頂(1149m)へ。 山頂からは稜線づたいに毛無山(1144m)〜出雲峠(978m)〜烏帽子山 (1225m)〜御陵(1264m)〜越原越(1125m)〜池ノ段 (1279m)〜竜王山(1256m)と縦走、竜王山山頂から 県民の森スキー場まで下りてゴール(ただしゴール直前でもう一度ゲレンデ直登!)。 上り標高差は最大344m。
9km:出雲峠までは18.5kmと同じ。そこから県民の森スキー場まで下りてゴール。
5km:伊良谷山、毛無山の山麓を1周して県民の森スキー場にゴール。同じコースを利用して 「登山体力テスト」「ハイキング」の2部門も行われている。
 
参加賞 Tシャツ
ヒバゴン汁(山菜入り豚汁)無料サービス、レース後抽選会
 
コメント 比婆(ひば)山は、広島県(西城町)と島根県(横田町)の県境付近に馬蹄形に 並んでそびえる山群の総称。正確には「比婆山連峰」だが、御陵(ごりょう)と呼ばれる 1264mピークを指して比婆山と呼称することもある。 「古事記」の中で伊耶那美命(イザナミノミコト)を葬ったとされる場所(出雲国と伯伎国 との堺、比婆之山)がこの比婆山(御陵)であると伝えら れており、古代の文明の痕跡を示す条溝石と呼ばれる石も発見されている。
約30年前には、付近一帯で類人猿に似た謎の生物「ヒバゴン」の目撃情報が多数寄せ られ、全国的にも話題となった。
(画像は吾妻山より望む比婆山連峰〜01.06.17)

その比婆山連峰で行われる山岳マラソンは、昨年同様、国内山岳レースのトップランナ ーである芹澤雄二選手を始め、韓国からの参加を含む8名の招待選手を交えての開催となった。 昨年は雨上がりで山道がぬかるみ、走るには(特に下り)危険な状態であったが、今年の 天候は快晴。しかし今度は天気が良すぎて、走って登るには暑すぎるほどの気温(午前9時時点 で22℃。レース中は27〜28℃くらいあったのでは)。その暑さと、例によっての練習不足 (普通の登山だけでは、なかなか・・・)で、最初の伊良谷山への登りの途中で早くも桜井選手に 追い抜かれてしまい、以後ゴールまでずっと後を追う展開となった(結局追いつけなかった)。
あまり山頂で周囲を見渡す余裕はなかったが、それでも毛無山、池ノ段、竜王山などの 山頂からの眺めは素晴らしく、しばし足を止めて見入ってしまった(だから追いつけなかった?)。 マラソンも良いが、できれば登山で訪れたい山である。ちなみに、ガイドブックによると、 県民の森〜毛無山〜烏帽子山〜御陵〜池ノ段〜立烏帽子山〜県民の森という 周回コースが約4時間30分、累積標高差870mとある。

ホトトギス「てっぺんかけたか」我に問い  (和崎)
 
記録
選手名 部  門 タイム 順 位 備  考
桜井 18.5km 2:24:49 27/96 部門/総合
和崎 2:28:56 51/108
利用温泉 比婆山温泉 
その他 西城町「いなかぐらし応援団」ホームページ・・・ http://www.hiba-gon.com
芹澤選手の着用していた手袋は、軍手(手のひらにイボのついたやつ) の指先を切ったものだった。