大会名 第12回市房山登山マラソン大会
開催日・天候 2001年10月21日(日)・雨
開催地 熊本県球磨郡水上村
部門 25kmのみ 
参加者 桜井、テツ、和崎・・・25km 
コース概要 水上村・湯山小学校をスタートし、東にそびえる高峰・市房山(1722m)に登頂。 さらに岩が立ち並ぶ鋸状の稜線を伝い、二ツ岩(1672m)まで縦走し、山頂から一気に 村へ駆け下り、湯山小学校へゴール。
登山口までの0〜4km区間もかなりの急坂、 急峻な市房山登山道を上りきり、二ツ岩への縦走区間もアップダウンを繰り返す難所、 やっと下山したと思ったら、ゴールまで約11kmの舗装区間(ただしほとんど下り)と、 非常に厳しいコース設定になっている。
制限時間は、市房山山頂までが3時間(3時間を超えた選手は山頂より折り返し)、 ゴール地点が6時間。だいたい4時間前後のゴールタイムが目安?
 
参加賞 トレーナー、湯山温泉元湯入浴券など
なお、参加費は前日の交流会、宿泊(1泊2食)の費用を含み12000円。
 
コメント 前日までは上天気だった水上村だが、天気予報は「今夜から雨」。半信半疑で臨んだ開会式に 続いて、村の観光課によるコース説明。写真と話からも相当過酷なレースであることが予想 され、テツ選手は意気消沈? その後の選手交流会でのスピーチでは「明日雨が降ったらいい」 と、M前首相のような問題発言。実際夕暮れ時には空はすっかり雲に覆われ、夜になって雨が 降り始めた。
21日目覚めたら雨音がする。6時過ぎに朝食をとり、どうなるのかと思っていたら7時半頃 中止の連絡が入った。 山の上は滑りやすくガスがかかって気温も6度とのこと。
8時に集まって説明があり、大会の賞品はくじで分配することになった。焼酎や米その他の 賞品があり、確率は4割程度。次々と賞品は無くなるのに我々の番号は呼ばれない。賞品が 無くなってエイドで出すメロン、スイカ、バナナになってやっとテツ選手の番号か呼ばれ、 続いて和崎選手の番号も呼ばれた。結局2人ともスイカをもらう。
雨が小降りになりする事もないので、市房山の山頂まで登ることにする。スタートから 4km地点のキャンプ場から登り、頂上まで約4km標高差は1200m以上はある。 テツ選手と和崎選手と昨夜同じ民宿の部屋に泊まった久留米の藤田選手と私の4人が 一緒に登り始めたが、一般の登山者の他に登山マラソン参加者も結構たくさん登っていた。 中にはマラソンのコースに挑む人も2人見かけた。登りに1時間30分、下りは滑るので 数回転んで1時間弱を要した。実際のマラソンコースは25kmで山頂から縦走の難所が あるのでかなり厳しそうである。
下山してから村営の温泉「元湯」に入り身体を暖め、お腹がすいたので水上村畜産まつり に出かけた。有料で1500円と言うことだったが、受付で「登山マラソン参加者なら中で 食べるだけならお金はいらない」と言うことで焼き肉をたっぷり食べさせてもらい、また、 豚汁や焼酎もご馳走になった(マラソン会場では有料と説明があつたので、時間が遅かったので 無料だったのかも?)。昨夜の民宿の食事でも、遅くなったからとビール2本を付けてもらい、 焼酎を飲み、くわ酒を飲み、特製の美味しい漬け物(瓜、ニラ、醤油、一味唐辛子が材料で 約4時間でできる)をご馳走になっても追加料金はなし。
そんなわけで水上村の印象はすごく良く、またマラソンが中止でゴールできなかったので、 来年はリベンジに行かなければいけないようです。
前日の交流会は、食べ物や飲み物があり、村長さんの話や参加者が少ないので参加者全員 の話も聞ける和やかな大会です。
(桜井)
記録
選手名 部  門 タイム 順 位 備  考
桜井 25km 雨天中止    
テツ    
和崎    
利用温泉 湯山温泉・民宿川原(宿泊)、 湯山温泉元湯  
その他 閉会式後、「来年のために」市房山登山道を下見。