萩往還リタイアまで(107.2km) 投稿者:sakurai  投稿日:05月08日(火)
5月2日18時 3分間隔のウェブスタートの最後の組でスタート。ジャージにTシャツ、 上に薄いブレーカーという出で立ち。背中には小さめのリュック、中には懐中電灯、 長袖のシャツ、小さいペットボトル、パン、ガム、飴、菓子、ラジオ、予備電池、小銭を入れた。 天気予報は夕方から回復すると聞いたので合羽は用意しなかった。ゆっくりと入る。
山口駅を過ぎて暑いのでブレーカーを脱ぎTシャツになる。他のランナーは沢山着ている。 暑くないのか。
自転車道を走り上郷の手前から暗くなったので、みんな赤の点滅する発行器をつける。 秋吉台自転車道に入り小雨が降り出す。天気予報とちがうと思ったが、走るには問題なく かえって湿度もあり涼しくて走りやすい。でも、Tシャツ姿は私だけ、みんな雨具を着ている。
門村交差点37.6kmまではほとんど走れたが、ここから歩き初め西寺交差点43.9kmでは 24時近くなる。ここから一山越えて、CP1豊田湖石切亭に2時頃到着、 うどんとむすび1個を食べてスタート、 外に出てみるとすごく寒い。ここでまたブレーカーを着て、歩き3対走り1の割合で進む。 砂利ケ峠を越えると長い下り、ブレーカーを脱いで走る。
大坊ダム75.8km5時、既にトップとは3時間差になっている。ここのエイド にマラニックのマスコット、今年高校になった長谷川さんがいることを残念ながら今まで知らなかった。 また、彼女が250kmのエイドボランティアに昨年まで4回参加し、35kmを歩いた体験を作文にした 「種を広げる−「完踏」をめざして−」という作文が、昨年の全国小中学校作文コンクール 特選・読売新聞社賞を受賞している。ここで暖かい名物「豆腐汁」をいただき、小雨の中歩き と走り半々で先を目指す。
昨年リタイアした海湧食堂で朝食、でもご飯がのどを通らない。結局みそ汁とおかず、 ご飯を少し食べて出発。これがスタミナ切れの命取になったかも。
久津三叉路からは往復コースなのでリュックを置いて俵島へ向かう。 ここでは快調に走れたが、朝からかなり強風が吹き荒れていて特に海辺では向かい風 になると走りにくい。俵島へのコースは2年前から変更になっているが、ここに来るのは初めて、 ここでは50人以上のランナー達とすれ違う。CP2俵島97.3kmを8時40分に折り返す。
久津三叉路まで帰り、ここから川尻岬へ向かう。ここからの上りで、スタミナ切れと足に 今までの疲労と痛みが一気に積み重なったような感じになり、気力が切れてしまった。
CP3沖田食堂107.2kmへ10時31分に着き、リタイアを決心、カレーを食べて横になり 気が付いたら2時間眠っていた。
完踏した平成10年の時間を見ていたら、今年よりもまだ遅く着いている。 もう少し頑張れたのではないかと今になって思っている。