大会名 第4回村岡ダブルフルウルトラランニング
開催日・天候 2001年9月30日(日)・曇のち雨
開催地 兵庫県美方郡村岡町
部門 88km、44km 
参加者 桜井、Dr.かとちゃん、テツ・・・88km 
コース概要 標高1000m級の山々に囲まれた高原の町、村岡町をほぼ1周するレース。
まだ夜の明けきらない5時30分に兎和野高原をスタート。ハチ北スキー場から旅館街の 狭い路地を駆け下り、再び兎和野高原に上って村岡町へ下り・・・と、全コースが アップダウンの連続。距離こそ「ダブルフル/88km」だが、平地の100kmマラソンに 匹敵するのではないかと思われる過酷さ。88kmの制限時間は13時間30分。
 
参加賞 Tシャツなど
完走者のみゴール地点でタオル
 
コメント レース出場の3選手は、前日夕方に村岡入り(和崎は、仕事の都合で新幹線〜播但線で 後を追い、夜9時頃に到着)。毎年恒例の前夜祭が催されており、今年はウルトラ ランナーとしても知られる歌手の高石ともや氏が出演。翌日は88kmの部にも参加した。
レースは、ここ数ヶ月右膝の不調を訴えていた桜井選手が途中リタイアとなったが、 曇天〜小雨で気温が上がらなかったことが幸いしたか、テツ、かとちゃん両選手は好調。ゴール 寸前まで熾烈な?争いを続けた。


前年に引き続き、レースには参加せず氷ノ山(1510m)に登ったものの、山上は 予想通りの風雨。それでも写真を撮ろうとしたらデジカメも故障してしまい、早々と 山頂を後にし、麓の駐車場で昼食を済ませた。
一休みして、但馬大仏へと向かう。大仏殿前に車を止め、急な坂を歩いて下りてチェック ポイントへ。通過した選手の番号を確認していたところへ、ゼッケン「000」の高石ともや選手 がやってきた。「ゴールまで行きます!」と笑顔で通過(スケジュールの都合で、途中棄権する 予定もあったらしい)。写真が撮れないのが非常に残念。テツ、かとちゃん両選手も すでに通過したあとだった。
坂を上って大仏殿に引き返し、門前の茶店に寄ってみたところ、選手用に用意されたお茶を 飲ませてくれるという。ありがたくいただきつつ、ふと店の裏手に目をやると、なんと野生の タヌキがのそのそ歩いてきて、道にこぼれている食べ物の残りを漁りはじめた。「あぁ、 タヌキ?よく来ますよ」と、何でもないように話す店の人。自分も結構な田舎育ちのつもり だが、野生のタヌキをこれほど間近で眺めるのは生まれて初めてである。カメラのないことが ますます悔やまれてならなかった。
村岡小学校に戻り、少しすると桜井選手が「収容車に乗って」ゴール。あとの2選手のゴールまで まだ時間があるので、一足先に村岡温泉へ向かった。
(和崎)

私の村岡の手元タイムです。一応10kmを1時間平均が目標でしたが・・・。

10k0:52:??0:52:?? かとちゃんの100m後方を追走後、下りで追い抜く
20k0:53:201:45:20 上りで歩きたい気持ちを抑えて
30k0:51:412:37:02 村岡商店街で声援を受けてややオーバー、しかし商店街を抜けてダウン
40k1:24:534:01:56 蘇武岳への上りに掛かり、ついに歩きが入る
50k1:01:185:03:14 蘇武岳からの下りも長い砂利道でペースは上がらず
60k1:10:446:13:59 和佐父峠越えてCPへ。この後、かとちゃんと付かず離れずの展開に
70k1:20:557:34:54 大仏殿を通り祖大池公園まで上る、そして長い下りへ掛かる
80k1:12:318:47:25 長い下りが終わると少ない平坦路を一二峠方面へ
88k0:54:599:42:25 かとちゃんを気にしながら一二峠を上り切り10時間以内を確信

かとちゃんは約5分遅れでゴール、 今シーズンのかとちゃんとの対戦成績はこれで1勝3敗に。

(テツ)

天候はスタート時曇りから3時間後に小雨、7時間後に少し多く降り始めました。 かとちゃん選手とテツ選手は目標の10時間以内ゴールを達成しましたが、私は59km地点で 敢えなくリタイアしました。今回は右膝の調子が悪く下り坂でスピードが出せなかったものの、 30km地点は3時間で通過。それから標高差約600mの蘇武ヶ岳への上り約8kmを歩き、 その先の下り10kmの砂利道は美方町の上田さんと一緒にゆっくり走りました。 この間高石ともやさんも「ここまで来たらゴールまで」と言いながら前後を走っていました。 標高差約200mの和佐父峠を歩いて上り、標高差約500mの第1チェックポイントまでの 下り坂の残り1kmで走れなくなり、第1チェックポイントの見えた残り150mで身体が熱くて 動けなくなり休憩、残り100mで立っていられなくなり、役員に傘を差し掛けてもらって ガードレールにすがって休んでいたら、身体中がしびれてどうにもならなくなりました。 暫く休み倒れるわけにもいかないので、這うようにしてチェックポイントへ、7時間16分で到着。 休憩所で30分寝ころんで一応回復したものの、昨年は83kmの一二峠の手前で動けなくなった こともあり、右膝は痛むし、雨は降るし、早々とリタイアを決め込みました。
(桜井)
記録
選手名 部  門 タイム 順 位 備  考
テツ 88km 9:42:23 24/28 部門/総合
Dr.かとちゃん 9:49:50 30/35
桜井 リタイア  
利用温泉 村岡温泉 
その他 参照: http://www.town.muraoka.hyogo.jp/running2001/htmlversion/marason.html