大会名 第8回立山登山マラニック
開催日・天候 2005年8月27日(土)・曇ときどき晴
開催地 富山県富山市・大山町・立山町
部門 マラニックの部(65km)、ウォークの部(30km)
参加者 原田、酒好きランナー、藤田さん・・・マラニック65km
コース概要 2003年参加記を参照。
第7回から新設されたウォーク30kmは、立山駅前から雄山山頂までの30km、標高差2500mで制限時間10時間。
参加賞
コメント 26日〜28日にかけて2年ぶりの立山登山マラニックに酒好きランナーさん、パンチドランカー藤田さんと参加してきました。

当日は曇り空でそんなに暑くないのですが、頂上に着く頃は絶景が見たいな〜などと贅沢なことを考えていました。スタートするときは近くにいた酒好きさんは常願寺川の土手に差し掛かる頃には視界から消えていました。
20km先の最初の雄山神社エードには2時間30分ぐらいかかって到着。どえりゃーノンビリしているようですが、イッパイイッパイでした。エードが少ない分給水所で水を飲みすぎてしまい更にヤバイ状態に加速していきます。膝も痛くなってきたとこだし、ノンビリ歩いていると、地元のフランケンさんに「ノンビリしてると称名の関門でアウトになるよ。」と叱咤激励され、そこから少しは頑張って43kmあたりの称名関門を10分前になんとかセーフ。ここでしることソーメンで腹ごしらえして八郎坂の登山道へ、今までは抜かれてばっかりだったのが、足場の悪い登山道に入ると10人以上は抜いたような気がします。(これも魔王とお察しくださいのお二人に鍛えていただいたお陰か?)
登山道を登りきると観光道路〜木道(昨年から)を走るのですが、晴れ間がのぞくと見事な絶景が広がり、疲れも吹き飛ぶようです。でも一旦雲の中に入ると一気に冷え込み上着と手袋が必要になります。昨年は眠りながら登ったことを思い出しました。今年は香川の中学校の先生と一緒に室堂を目指しますが、ここでもこのままのペースでいくと関門通過がヤバクなったので、チョッピリダッシュで関門5分前に室堂に到着。
ボランティアさんの熱い声援を受けて、雄山山頂を目指します。けれど空気が薄いせいか無茶苦茶しんどうございます。ゴール時間は3:15ごろ。既にゴールされていた酒好きさんと涙の再会をはたしました。

翌日は2:15ごろ起床し、2:40ごろ剣岳を目指して室堂を出発しました。1時間歩いても別山の稜線は遥かかなた、別山乗越に着くころはあたりはすっかり雲の中、その寒いこと!目の前の山小屋に飛び込みストーブで暖をとりました。藤田さんと「このままの天気じゃ撤収じゃね」などと話していると従業員の方が起き出したので、しるこで暖まって外に出ると雲の切れ間からご来光が、立山の稜線がシルエットになってスッゴイ感動的な景色です。これなら行けそうなので藤田さんと歩き始めてしばらくすると、前剣が朝日を浴びて神々しくそびえ立っています。「スゲー!」二人ともあまりの美しさと凛とした姿、圧倒的スケールに感動して言葉を失いました。ここには神様がいると本気で思えます。
一服剣を越えて前剣に取りつきますが、めたろ〜さん得意の鎖場が次々と現れます。怖いから帰りたいな〜と思っていたころ、ようやく剣岳が姿を現しました。「うぇーこんなの何処のぼんだよ〜」と言う感じの剣の前にオバチャンオジチャンの大渋滞です。30分以上は優に待ったでしょうか。ようやくカニノタテバイの鎖場に取り付きました。とにかく下を見ると怖いのでひたすら上を見て登りましたが、思ったほど怖くはありませんでしたけど怖い。そこからしばらく登ると頂上です。天気は晴れ渡り360度の絶景を楽しみました。遠くに槍の穂先が富士山も頭を出しています。

帰りの鎖場でまた大渋滞。私も昨日の疲れと二日連続の睡眠不足でヨレヨレでまるでゾンビの行進のような有様で、この時点で藤田さんの帰りの飛行機出発時間が来てしまいました。私につき合わせて飛行機に乗り遅れた藤田さん申し訳ありません。
結局1:00ごろ雷鳥荘着、往復10時間30分ぐらい掛かりましたが、渋滞がなければ9時間ぐらいあれば大丈夫です。

14:20発のバスで室堂を後にして5:13発のサンダーバードに飛び乗り我家にたどり着いたのは深夜0:00ごろ。
心身ともボロボロになりました。休んで遊びすぎたせいか体調不良で後日病院に行ってきました。
もうコリゴリかと思いきや来年はもう一日休みを取って薬師岳に登ってみたいな〜。

(原田)
記録
選手名 部  門 タイム 順 位 備  考
藤田さん マラニック65km      
酒好きランナー    
原田    
利用温泉 雷鳥荘(らいちょう温泉)
その他