大会名 第18回阿蘇カルデラスーパーマラソン大会

 大会詳細

開催日・天候 2007年6月2日(土)・曇ときどき雨
開催地 熊本県阿蘇市(旧阿蘇町、一の宮町、波野村)
南阿蘇村(旧長陽村、久木野村、白水村)・高森町・産山村
参加者 桜井、テツ、酒好きランナー、藤田さん・・・100km
コメント 阿蘇カルデラスーパーマラソン100Kmにテツさん、酒好きランナーさん、FUJITAさんと参加しました。また,和崎さんとめたろ〜さんは登山(雨のため温泉巡りに変更)で,さくらJr.が観光で参加しました。皆さん大変お疲れさまでした。

先発部隊は,和崎さん,テツさん、酒好きランナーさんで,後発部隊は,私とJr.とめたろ〜さんです。私達は,長沢温泉で食事と入浴し10時頃に小郡インターに集合しました。そしてスタート地点に1時頃に到着です。途中は霧雨が降っていました。
到着後そのまま睡眠,1時間30分ほど眠って,3時から選手控え室が開いたので食事や準備を行いました。

レースは薄暗い5時にスタート、小雨が降り風が少し強かったのですが,涼しくて走りやすいコンディションでした。
20kmは2時間位,22km過ぎからの急な上りは歩いて上りました。それからはちょっとした急な上りは歩きです。
39km関門
(10:10)
9:30頃通過
50km地点 10:50頃通過
50.8km関門
(11:45)
11:15頃スタート。
ここから85km過ぎまでは雨は上がっていました。
エイドでスイカを4切れ食べて少し回復です。
72.5km関門
(14:40)
14:18頃通過
70kmエイドの位置が変更になっていました。前との間隔が狭まって楽でした。
75km過ぎからは体が動かなくなってきました。私設エイドでこれが最後というスイカを2切れもらってなんとか生き返りました。
しかし,上りが続き歩くのがやっとの状態です。
84km関門
(16:10)
15:57頃通過
なんとか関門を通過,リタイアしたら楽になるなと思いながらの歩きです。87kmあたりから下り。4kmほど走って時間を稼ぎました。
92km関門
(17:20)
17:06頃通過
ひたすら歩いてゴールを目指しました。
コーラを飲んでも回復しません。しかし,昨年ほど消耗して座って休むほどのことはなく,足も痛くありません。
13:18:13でゴールです。
先週のえびすだいこくと1分も違わないタイムでした。コースはなんとも言えませんが,気温は阿蘇の方が涼しく走りやすかったです。
今回も途中は固形の食べ物はほとんど無補給でした。スイカを除き最初のうちに小さなパンを2切れと中間点でそばを2本ほど食べただけです。しかし,先週から元に戻っていた1Kg分だけの減量でした。

後夜祭は恒例の地獄温泉です。夕食はほとんど食べられませんでしたが昨年ほどの疲れではありません。また,朝食は普通に食べられましたし,めたろ〜さんの豪快な食べっぷりも見学できました。
そして,日曜日の観光は,大観望(雨とガスでしたが)と杖立温泉です。15時40分には小郡インターに帰ってきました。

(桜井)

山岳部2名(和崎・めたろ〜)が阿蘇カルデラマラソンに同行しました。
レース当日、曇りであれば南外輪山縦走か高岳〜中岳登山を考えていたのですが、朝から小雨が降り山の上にガスがかかっているので登山はあきらめ、今回は「温泉部」として活動しました。目標は1日6〜7湯。

@阿蘇白水温泉「瑠璃」(南阿蘇:旧白水村)
以前はよく利用していた温泉。日帰り入浴は朝8時から営業開始なので、最初に訪ねてみました。朝風呂は気持ちがいい。
フロントで売られていた「山田さんちの牛乳」は、隣の西原村産。「よく振ってお飲みください」の注意書きがあり、何度か振ってふたを開けると、牛乳の上にはなお混じりきらないクリーム成分が浮かんでいた。これはおいしい!

A阿蘇下田城ふれあい温泉駅(南阿蘇:旧長陽村)
戦国時代にあったという下田城を模した(となっているが、史料はあったのだろうか?)いかつい建物の外には「営業時間10時から」の貼り紙。時間はまだ9時30分だが、とりあえず建物内を見てみようと中に入ると、そこは待合室というよりは売店、いや、地元の雑貨屋と言った風情。正面には店番の親父がどっかり。「(温泉に)入ってもいいよ」と言われ、店の脇から廊下を上がり、浴室へ。浴室にはすでに先客あり。あとで調べてみたら営業時間は9時からとなっていた。あの貼り紙は何だったのだろう?
温泉は「単純泉」となっていたが、口に含むと鉄分とも酸味ともつかない味。めたろ〜さん曰く「家の井戸水の味に似ている」。まさかポンプや管が錆びていたんじゃないよね・・・?
建物を出ると、ちょうど「南阿蘇鉄道」の1両列車がホームに入ってきた。ちょうどいいタイミングだった。聞くところによると、浴室の壁1枚向こうに線路が通っており、列車到着時は風呂の中がかなりうるさいらしい。

B日之影温泉駅(宮崎県日之影町)
次の温泉は、国道325号線を一路高千穂方面へ。途中では、今回の登山開始予定地だった高森峠や、次回以降の(祖母山の)登山口への進入路となる県道の入口交差点などをチェック。助手席の人はよく寝ていたようです。
日之影温泉駅は、山の中腹を貫いて走る国道から細い県道に入って深い渓谷へ下り、五ヶ瀬川沿いに建物が並ぶ中心街?の一隅にある。本来は第3セクター高千穂鉄道の「駅」だったが、2005年の台風で線路や設備が多大な被害を受け、現在は路線休止(復帰のめどは立たず)。温泉の施設は駅舎の2階にあり、露天風呂から見下ろす路線跡からは線路が撤去され、信号は赤く点ったまま。土砂流出の跡が痛々しい。
しかし、浴室の隣にある休憩室は地元老人会のカラオケ大会?で大盛り上がり。列車が来ようが来まいが、ここは地元の人々の社交場として賑わっているようだった。
1階は食堂と地域特産品の売店。山口では見かけない日之影産のそば焼酎を買ったら、商品を入れるレジ袋が国道沿いにある道の「駅」の袋だった。

ここから引き返して高千穂温泉に入浴する予定だったが、町の中で道に迷いうろうろしているうちに面倒になり、道の駅高千穂で休憩しただけで温泉はパスしてしまった。今度祖母山に登りに来たら帰りに寄ることにしよう。
まだ正午過ぎで、すぐに阿蘇へ帰っても面白くないので、地図を眺めて思いつきで五ヶ瀬方面を回ることにした。
温泉の効能で、腕や顔が妙にすべすべする

Cごかせ温泉・森の宿「木地屋」(宮崎県五ヶ瀬町)
国道218号線から503号線に入ってすぐの運動公園Gパーク内にあるこの「木地屋」が、五ヶ瀬温泉唯一の入浴施設のようだった。
宿泊室を備えた建物はまだ新しく、温泉の受付はホテルのフロント風。ここは沖電気や十八銀行など県内の実業団陸上部が合宿で利用しているという。
温泉はアルカリ性単純泉で内湯のみ。あまり広くないが他に入浴者がなく貸し切りだった。この日のお湯は無色透明だったが、聞くところによると梅雨時は乳白色に変化するとのこと。本日はまだ梅雨入りではなかったのでしょうね。

五ヶ瀬温泉を出て阿蘇に帰る途中、道端に「五ヶ瀬ワイナリー」の看板。めたろ〜さんがぜひ試飲したいというので、寄り道することにした。国道から片道約4kmの脇道。最初は広く新しい快適な道(途中に渓谷を渡るアーチ橋)だが、途中から「大型バスの離合は困難です」の看板が立つ細い山道となる。ワイナリーの建物はまだ新しく設備も整っているが、観光バスが入りにくいのでは客足が伸びないだろうなぁ。ワインの香りだけかいで元の道に戻る。
助手席の人はタダ酒を飲んでほろ酔い気分(結局何も買わなかった模様)。すぐに寝息を立てはじめた。
カルデラを越えて高森に下り、高森温泉館に寄ろうかと思ったが、混んでいたのでやめた。そのまま大戸ノ口〜箱石峠を越えて一の宮へ。
次に坊中温泉に寄ろうかと思ったが、今年のレースは小雨交じりで気温が低いのでゴールが早まりそうな予感。とりあえずゴール地点に車を向け、いつもの駐車場に入ろうとしていた矢先、めたろ〜さんの携帯が鳴りはじめた。
テツさんから「あと2〜3kmでゴール」の知らせ・・・・・

温泉部・湯めぐりの旅は4湯で打ちきりとなりました。

(和崎)
記録
選手名 部  門 タイム 順 位 備  考
テツ 100km40歳代男子 11:36:49 70/187 部門/男子総合
男子完走者441名
酒好きランナー 11:50:36 82/219
藤田さん 都合により途中棄権  
桜井 100km50歳代男子 13:18:13 130/411
利用温泉 ウィナス・地獄温泉清風荘(南阿蘇村
阿蘇市保健福祉センター(阿蘇市)
川底温泉・蛍川荘(大分県九重町)
その他