大会名 第2回天草マラソン大会

 大会詳細

開催日・天候 2007年11月25日(日)・晴
開催地 熊本県天草市(旧・本渡市、五和町)、苓北町
参加者 桜井、和崎・・・フルマラソン
コメント 雲仙登山と天草マラソンに参加しました。
前日土曜日に登山です。まず九千部岳(1062m)に上りましたが急な上りで早くもダウン気味です。田代原ビジターセンターから一周して約2時間でした。次に,池の原園地に駐車して仁田峠(ロープウェー乗り場)を通って普賢岳(1359m),国見岳(1347m),妙見岳(1333m)に登りました。一周して約3時間30分です。眺めは良かったのですがかなり疲れました。妙見岳のロープウェー乗り場から仁田峠(ロープウェー乗り場)駐車場までは走って下って7分30秒でしたが,そこから池の原園地までの下りは9分かかりました。
今回の宿泊は下田温泉です。夕食でお腹が一杯,私はビール2杯で完全にダウンです。2人とも部屋に帰ってすぐに寝てしまいました。

翌日は天草マラソンのフルの部に和崎さんと参加しました。天気は晴れ、走っている途中は暑く感じました。ゲストは駒沢大学陸上競技部の大八木監督です。フルマラソンの制限時間は7時間(関門は30km地点5時間)です。参加賞はTシャツ、みかん,温泉入浴券、500円の金券でした。
フルのスタートは9時です。陸上競技場ではなく狭い道路からスタートするため最初は混雑しました。10Kmは52分30秒くらいで通過しましたが,19Km付近で体調がおかしくなり20Km付近で和崎さんが抜いていきましたがついて行けません。折返しは1時間57分くらいでした。軽いシューズにクッションのため靴敷を入れていたのですが、足先が窮屈なためたまらなく痛くなりました。おまけに腹痛です。24Km付近で靴敷を取り、きじ撃ちです。その後はまともに走ることができず、暑いので頭から水をかぶりながら、歩きを交えてヨレヨレのゴールになりました。タイムは目標を30分オーバーの4時間42分23秒でした。総合の461位,部門124位です。疲れました。

(桜井)

今回は、金曜日からの3連休を利用して、金曜日の夜に山口を出発し、2泊2日(車中泊1泊)の行程で雲仙・天草国立公園を巡りました。

24日(土)晴れ
前夜に長崎道・大村湾PAで車中泊。10月の蒜山高原テント泊ほどではなかったものの、夜間に寒さで何度も目が覚めました。7時に諫早ICを降りて、悪名高い干拓地を横目に見ながら8:30に最初の登山地、田代原牧場に到着。まずは雲仙岳の前衛、標高1062mの九千部岳に登りました。所要時間は約2時間。山頂からは普賢岳や平成新山、眼下の橘湾、諫早湾、有明海などが一望できました。
その後雲仙温泉近くの池ノ原園地に移動し、この日のメインイベント、普賢岳〜国見岳〜妙見岳を縦走しました。所要時間約3時間30分。かなりの急坂で息が切れました。普賢岳・国見岳の山頂はともに360度の展望。ただし、空が澄みきっていた割には遠望がきかず、阿蘇・くじゅうなどは視認できず、市房・霧島方面の稜線も、山を同定するには至りませんでした。
圧巻はなんと言っても眼前にそびえる平成新山。てっぺんにはまるで槍ヶ岳のような(子槍まで従えていた)岩峰が突き出ていました。そのうち登れる日がやって来たなら、ぜひ足を踏み入れてみたいものです。
下山後、雲仙温泉「よか湯」に入浴し、島原半島南端の口之津港から天草の鬼池港へフェリーで移動。天草へ上陸後、東シナ海に沈む夕陽を追って西へ移動し、この日の宿泊地、下田温泉の民宿「湯の華」へ到着。夕食は近海でとれた新鮮な魚料理がメイン。翌日が控えているので深酒は控え、軽くビールを飲むだけにし、部屋に帰ってから焼酎をちびちび・・・とやるつもりでしたが、登山の疲れか横になってすぐに寝てしまいました。数時間後に起きて布団をひき直しました。

25日(日)晴れ
この日も快晴。早朝は少し冷えましたが、昼間は暑くなりそうな予感。
7:30に宿を出て、8時過ぎに会場に到着。開会式は、フルマラソンの参加者が並ぶスタート地点前で8:50から開始。終了後9:00にスタートとなる、たいへん効率の良い開会式です。スタート地点はゴール時間ごとに区切ってあり、今回は2人とも「4時間」のラインに並びました。練習不足と登山疲れでのんびり走るつもりでしたが(カメラ持参でフルを走るのは、登山マラソンだと勘違いしていた一昨年のざっといかんばい以来)、できれば3時間50分前後を狙いたいとの思惑を胸に抱きつつ出発。桜井さんが先行し、スタート直後の混雑の中で姿を見失ってしまいました。
コースは旧大会とは正反対の方向に進みます。以前同様に概ねフラットなコース・・・と言いたいところですが、以前よりもアップダウンが目立つコースになっています。特に5km地点の前後にある大きな坂(高低差は30mくらい?)は、折り返し後ラスト5kmにおいては、足の弱ったへたれランナーの心臓を直撃する最大の難所となっています。往路では、この坂を越えて下りに入ると外海が見えはじめます。
国道324号線は海辺に出ると眺めが良く、今回は霞んで見えなかったものの、早崎瀬戸の向こうに大きくそびえる雲仙岳を望むことができます。旧コースでの入り江と島々の織りなす景観も素晴らしかったですが、新コースは(フルの場合)眺めの良い区間がさらに長くなったように感じられ、走る楽しみは倍加しました。天気が良ければの話ですが。
そんなわけで、序盤から5分〜5分30秒/kmくらいのペースで景色を楽しみ、写真を撮りながら折り返し点を目指し、20km地点のあたりでようやく桜井さんに追いつきました。折り返し点到着は1時間55分くらい。しかし、足の調子がいいので、後半も同じペースで行けるのではないか、そうすればとりあえず4時間は切れる・・・と、少し期待しながら折り返してきたのですが、30kmからの壁が容赦なく立ちはだかり、ラスト10kmからは6分/km以下にペースダウン。ラスト5kmの坂を歩く寸前の速さで越えると、あとは全く足が動かず、結局4時間8分16秒でゴール。
エイドは後半特にたくさん設置され、全てのエイドで水を補給しましたがそれでものどが渇き、走った後は全身が塩まみれでざらざらでした。ゴール後座って休んでいても陽射しが暑く感じられるほどで、この暑さもペースダウンの一因だったと思われます。何はともあれ、今年最初で最後のフルマラソンは不本意な結果に終わりました。来年はサブ4に復帰すべくがんばります!

(和崎)
記録
選手名 部  門 タイム 順 位 備  考
和崎 フル男子30歳代 4:08:16 57/301 種目/総合
フル参加者736名
桜井 フル男子50歳代 4:42:23 124/461
利用温泉 雲仙よか湯(長崎県雲仙市)
下田温泉・湯の華、有明温泉・さざ波の湯(天草市)
その他