大会名 九十九島99キロウルトラマラニック(第1回大会)
開催日・天候 2008年3月22日(土)・晴
開催地 長崎県佐世保市・松浦市・佐々町・鹿町町・江迎町
部門 99kmのみ
参加者 桜井
コース概要 佐世保市内(西海パールシーセンター)をスタート/ゴールとし、国道や県道を利用し北松浦半島を左回りにほぼ1周するコース。高低差は最大で約450m。
参加賞  
コメント 今年の初ウルトラです。九十九島99キロウルトラマラニックに参加しました。主催者のあみりんさん,そしてスタッフの皆さん,大変お世話になりました。あみりんさんは思っていたよりずいぶん若い方でした。
車の中が暖かかったので半袖(皆さん長袖やブレーカー着用)でスタートしましたが,しばらくは寒かったです。また,日中も気温が上がらず走りやすい天気でした。翌日曜のように雨が降ると大変だったと思います。参加者は20名,千葉県,滋賀県,島根県からの参加者もありました。あみりんさんは,予想外の参加者数のためお世話が必要となり,自分が走ることができなくなりスタッフに専念されたとのこと,予想外の一人として申し訳ないと思いますが,99キロの長丁場を楽(苦)しませていただきました。
また,参加費が千円(経費を極限まで削減し自己責任自己サポートを徹底することにより安くなっている)というのも非常に有り難いです。

木曜日は4時間ほど,金曜日は車中で1時間ほど眠っただけなので睡眠不足です。方向音痴でもあり2回ほど道に迷って,3時少し前に会場の西海パールシーセンター駐車場に到着しました。到着後,さっそく暖かいとん汁をいただき目を覚ますことができました。
ナンバーカードは申告制です。私は123番をいただきました。ナンバーカード入れは地図等を入れることができるように便利に便利に工夫されていました。
スタートは約12分遅れの4時12分頃,暗い中20名が走り始めました。少し走ると上りになります。右手側に九十九島があり満月の明かりで見えたはずですが,翌日車で走るまではそこに九十九島があるとは気が付きませんでした。コースが分からないので10Km過ぎまでは先頭のランナーに着いて行くコバンザメ作戦です。10Km過ぎで前に着いていくことができなくなり,地図が頼りになりました。
20Km通過が約2時間30分です。確か2番手で走っていたと思いますが時間的にはかなり遅いタイムです。30Km過ぎからはペースが更に遅くなって次々に抜かれました。やっとの思いで7時間近くかかって50Kmエイドに到着です。ここで暖かいスープにいなり寿司,ミカン,キンカンを各1個いただき元気が出てきました。
後半は上りを歩いたものの,平坦と下りでは意外と走ることができました。しかし,歩くのとスピードはほとんど変わりません。距離表示は5Km毎ですがなかなか次の5Kmにたどり着けません。
コース図は小さいままプリントして,ナンバーカード入れに入れていたのですが,途中で何枚か落としてしまいました。前後にはランナーがいなくてコースを間違えたらどうしょうと思いましたが,道路の矢印を目安に間違えずに進むことができ,神崎鼻への折返しも無事に通過,この間に先行のお二人と出会うことができました。
その後は,萩往還マラニックの海沿いコースと同じようなアップダウンが続いてペースが上がりません。85Kmの表示を見落として90Km近くまで来ているだろうと思ったところで85Kmの表示がありがっくり来ました。ここで20時までにゴールにたどり着ける心配になりましたが,85Kmから90Kmが意外と早く通過でき,先行の方も見えてきましたのでゆっくり走り続けました。95Kmから先は残りが4Kmなので気分的に楽だったのですが,いくら走ってもゴールが見えません。道を間違えたのではないかと思い,力尽きて歩いているとやっとゴールの西海パールシーセンターが見えてきました。手元の時計で14時間53分40秒くらいで完踏することができました。さっそく,天然温泉「花みずき温泉」に入り仮眠室で爆睡しました。

翌日は6時過ぎに目が覚めました。意外と体は痛くありません。寝過ごしたらさぼろうと思っていた小郡ロードレースに向け佐世保を後にしました。

(桜井)
記録
選手名 部  門 タイム 順 位 備  考
桜井 99km 14:53:40   手元時計
利用温泉 花みずき温泉SASPA(サスパ)健康ランド
その他 九十九島(くじゅうくしま)は、長崎県の佐世保市、鹿町町、平戸市にかけての北松浦半島西岸に連なるリアス式海岸の群島である。島の総数は現在公式には208とされている。
佐世保市は9月19日を「九十九島の日」としており、この日前後に西海パールシーリゾートで「九十九島の祭典」を開催している。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』