会場入りしたのは８時４０分頃でした。すぐにsakuraiさんとめたろ〜さん（本日は不出走）に出会い，ブロディさんとも合流し本日のメンバーが揃いました。天候は晴れで風もほとんど無く，しかも昨日の名残からか気温も高めで，私の望む最高の条件がそろっていました。時間の余裕が無かったのでウォーミングアップはいつもの３分の１程度で切り上げ，スタートを待ちました。
スタートでは最初混雑の渦に巻き込まれましたが，１�qほど走るとそこから抜け出し走りやすくなりました。今大会はかつての吉備路マラソンが６年ぶりに復活したことになっていますが，市町村合併の関係から今回のコースは新総社市内のみを走ることになっており，どんな所を走るのか見当がつきません。そこで，５�qのラップを確認してから本日の目標を決定することにしたところ，２１′を切るペースだったので，無難に３°１０′を切ることを目標としました。５�qを過ぎるといきなり当コースで最大の上り坂が待ち構えていました。ここで私のすぐ前を女子の部トップの選手が走っていたので，原田さんお得意のお姉さんくっつき走法を実行することにしました。その後備中国分寺境内の１０�q地点までついていきましたが，彼女は目標が３°切りにあったようで，そこからペースアップして次第に視界の中から消えていきました。となると後は自分でペースを作っていかなくてはなりませんが，以前の吉備路マラソンのコースよりも曲がり角が格段に増えており，また，距離表示の位置がいい加減（１５�q，２５�q，３０�q，４０�q）で一定のペースを保って走ることが，とても難しく感じられました。
２７�qくらいまでは，以前のコースを逆送したりと記憶の中に残っているものがありましたが，そこ以降は全く未知のコースとなります。３０�qを過ぎて岡山自動車道の下を走る区間に入ると，自動車道の高架に陽射しが遮られ，しかも向い風が吹き始めたことから体が冷えてきてペースが落ちそうになりました。しかし，３１�q過ぎで写真撮影していためたろ〜さんに励まされ，また，高架下の道から解放されたこともありペースの降下は最小限で食い止めました。されど，そこからは走る前にここには上り坂がありそうだと検討していた区間で，予想通り上り坂がありました。上り坂の頂点からは丘の上にある陸上競技場の４００ｍトラックを走るという前代未聞のコースを経験しました。その後は下り坂が主体となるコースで，まだ脚に余力が残っていたことからペースアップを図り，２０人くらいを抜いてゴールしました。
距離表示が不正確なこと，また，給水所がちょうど５�qごとに設けられているが，それが５�qごとのチェックポイントと重なっており，ラップタイムの計測が難しかったことなど，改善してほしいことは幾つもありますが，私にとっては何年に一度しかない好条件に恵まれ，まずは納得できる結果だったと思います。