朝から小雨が降り続く中８時前に会場入りし，そこでばったりとしもさんとこたろ〜君に遭遇しました。受付を済ませてもらったプログラムを確認すると，１０�qのエントリー者数は全員で３０名にもなりません。開会式で総エントリー者数が７４名でこれまでで最多の数になったと主催者挨拶があったので，よほど知名度のない大会だったようです。大会名にマスターズの文字が冠されており，マスターズ登録をしている人だけの大会だったのが，登録者以外にも門戸が開かれたようです。
１０�qの部のスタートは１１時からと時間に余裕があるのはいいのですが，空模様の方は雨が時折激しく降ったり，一時小止みになったりの繰り返しでコンディション作りに苦労しました。本大会はスタート２０分前から最終点呼が行われるので，こたろ〜君のゴールシーンは見られないまま，同時スタートの５�qの選手と合わせて３８名が，スタート２分前にスタートラインに並びました。号砲一発ハナを切って飛び出していったのは，５�qの部選手ではなく１０�qの選手でした。その後に５�qの部の先頭集団が続き，私はその後ろで１０�qの部４番手の位置にいました。コースは土師ダム貯水池八千代湖の湖畔を２本の橋を渡って周回するもので，特に気になるようなアップダウンもなく，まずは平坦といってよいコース設定でした。スタート時点では雨はほとんどあがっていましたが，気温も高く体が冷えるような状況にはなりませんでした。最初の橋を渡ったところで距離合わせのためと思われる折り返しコースを走り，後続とはほとんど差がないことが確認できました。周回コースは一周５�qなので，１０�qの部はコースを２周することになります。１週目終了時点のラップが１９′１６″でした。二日前に９割以上の力で２２�qを走ってその疲れが抜けていない状況下で，このペースは速過ぎました。２周目に入ると５�qの部の選手がいなくなり，前を行く選手は視界に入るか入らないかくらいまで離れていたので，順位をこれから上げることはほぼ不可能でした。後半いかに粘れるかが問題だったのですが，残り２�qを切った辺りからペース維持がかなわなくなりました。結局２名の選手にかわされてゴールすることになりました。それでも記録は１０�qの自己新記録です。また，後半の二週目も１９′１８″で走っており極端なペースダウンはありませんでした。体調が申し分なければもっと勝負できたのにとの悔いは残りますが。
この大会は一般の部は１位から６位まで表彰されます。しかし，今回はどの部門も３人を超える出場者数はありませんでした。したがって，完走すればだれでも表彰状がもらえました。一度表彰状というものを手にしたいと考えられている方は，来年のスケジュールに加えられてはどうでしょう。