第42回防府読売マラソン大会

大会詳細

ブロディさんとの待ち合わせのため西日本旅客鉄道可部線緑井駅に７時５５分に着き，山陽自動車道経由で９時２０分に会場入りしました。この時点で空に雲は多いものの晴れており風もあまりありませんでした。気温は低めでしたがこのまま気温が上がれば最高の気象条件になると思ったものでした。１０時を過ぎてウォーミングアップに出かけると，あにはからんや北西の風がやや強く吹き始めていました。脚に変な重さや異常な軽さもなく，体調は問題ないと思われました。
１２時０２分のスタート時間に合わせスタート場所に移動すると，風がますます強く吹いていました。今年は当日出走者が２０００人弱でスタートしてから暫くは自分のペースで走れません。今回は３°２０′を目標とすると言われたブロディさんとこの後並走することになりました。最初の５�qは向い風になる区間でしたが，埋立地の工場群の建物が風を遮ってくれたのかあまり風を感じませんでした。５�qから１０�qまでの区間は追い風となるのでペースが上がりました。昨年も問題があったのですが給水ポイントは我々が達した頃には，給水のコップ出しが間に合わず給水を取り損ねるおそれがありましたが，給水係員のコップ出しのタイミングを合わせて給水失敗は回避しました。結局第３給水ポイントまで同じような状態が続いていました。元々がエリートランナー向けの大会で出場者も５００人程度だった名残が残っているようです。２０００人規模の大会になった以上，中位や下位のランナーにも気を配ってほしいものです。そんな給水ポイントで時間を浪費しているとブロディさんはどんどん前に行きやがて見えなくなりました。１０�q〜１５�qまでの区間は向い風となり，ここは遮るものがないのでもろに風を浴び，ペースがダウンしました。１５�q〜２０�qまでの区間は再び追い風がちとなるのでまたペースが上がりました。
２０�qを過ぎた所で道路外から突然ブロディさんが現れました。後で伺うと向い風で腹が冷えて雉撃ち休憩を取られていたとのことでした。その後ブロディさんは再び先行されて視界から消えました。私が２５�qに達する前に，先頭の川内優輝選手が３５�q地点を通過していきました。当然のこととはいえ，こちらはまだ１７�q走らなければならないのに，あちらはあと７�qを残すだけです。２０�qを過ぎると大体向い風の区間になるので，再びペースが落ちました。それでも何とか自分なりに粘って走っていると，３０�qを過ぎてブロディさんの姿が見えてきました。３２�q過ぎでついに私の方が先行しました。しかし，追い風となったこの区間からペースが上がるどころか落ち始めました。走っている本人はそれほどペースが落ちている実感はないのですが，ペースダウンした走者を何人か抜くものの，後続の走者に抜かれることも多く，もはやペース維持ができていないことは明らかでした。防府駅前でかんじさんの応援を受けましたが，そのような事情で答えることができませんでした。今年からのコース変更で最後の向い風区間は１�q強に短縮されましたが，ここは気力でペースを維持するだけでした。レース中盤以降陽射しが全く途切れたので，体感気温は上がらず右脚脹脛に一発強烈な痙攣の兆候があったので，ラストスパートといえるようなものはできないままゴールしました。 　昨年は脱水症状で死にかけたので，その対策はほぼ万全でした。また，エネルギー切れに対応するべくレース前の食糧補給もうまくいきました。それでも目標の３°１０′切りは達成できませんでした。風は確かにきつかったですが，それをにらんで前半に体力温存する作戦もあったはずで，いつまでも風を言い訳にしていると本当の結果はついてこないと実感したものでした。

今回はレース参加ではないのでお気楽モード。最近はめったに使わないカビの生えたデジカメを引っ張り出し、三脚とおやつをザックに詰め込み、スタート40分前に競技場到着。急いでカメラを構えてゲート付近で待ち構えていました。ところがブロディさんだけには何とか出会いましたが、その他の方々には出会えずスタンドの上でスタートを見送りました。
その後はすぐに競技場北側の県道に陣取って撮影開始です。久しぶりの動く被写体でうまく撮れるか心配でしたが、何とか川内選手を含む先頭集団をゲット（かなりミーハー）。
お次は少し西に移動して18キロポイントへ。ここも少し逆光で撮影しづらいのですが、周りに人がいないのでわりと自由に撮影。でも最後尾に近いところを走っているラン友を待っていたら時間がかなり経過。近くにある折り返し地点のトップ集団を狙うはずが、とっくに時間が過ぎていたので急いで39キロ地点の三田尻交差点の上り坂へ。ここはKRYラジオのアナウンサーがお勧めポイントとして紹介していたところだったのでやっぱりTVカメラのスタッフもいましたが、一般の人がいなかったので先頭のバトオチル選手を追いかける川内選手を間近で応援できました。
その後は36キロの防府駅前に移動。さすがにこの付近では選手がばらけているので、かぶることなく撮影できます。サスケさんブロディさんフジタさんと次々に走り抜けていきます。でも応援選手の姿を発見→カメラを構えディスプレイに収まっているか確認（最近はR眼が進んで眼鏡を外さないといけない）と同時に声援を送りながらシャッターを押すという動作を数秒間で処理するのは難しかったです。
これからは「歩道より走行とカメラ目線」を事前にお願いしておかないといけないですね。