大会名 2014えびす・だいこく100qマラソン(第21回)

大会詳細

開催日・天候 2014年5月25日(日)・晴
参加者 かんじ,サスケ・・・個人の部
コース概要 今年もチェリーロード先の野波隧道が通行不能とのことで,昨年と同様の箇所で折返し,その後は新加賀隧道先まで県道バイパスを走ります。
随所で道路改良工事が進んでおり野井地区では浜の上空をつなぐバイパスが完成し,これまで浜に沿って進んでいたコースが短絡されました。その代りなのか鹿島エイドは鹿島支所の敷地を一旦横断して,裏側からエイドに着くようにコース変更されています。
その他は特に変わりはありません。
コメント
〜10q51′56″
〜20q53′40″
〜30q57′07″
〜40q56′34″
〜50q53′30″
〜60q68′12″
〜70q64′57″
〜80q67′02″
〜90q58′59″
〜ゴール59′14″
個人の部にかんじさんと出場しました。記録は9°51′14″でした。他の大会に出場された方も含めてお疲れ様でした。10qごとのラップ(手許計時)は右のとおりです。

前日は18時過ぎに家を出て,山陽道,広島道,中国道,松江道,山陰道を経由して20時30分頃に松江市役所駐車場に着きました。運よく一番奥に一区画の駐車スペースが空いていたので,そこで車中泊としました。しかし,そのとき既に駐車区画外に駐車してある車両も何台かあり,出場者が増えるということは,このように人間的に尊敬できない輩が支えていることを痛感した次第です。3時に起床し一番バスで会場入りしたらまだ4時前でした。当然辺りは真っ暗で,だんだん空が白んでくると東側の空に雲が沢山あるようでした。昨年同様美保関燈台まで雉降しジョグをしましたが結果は芳しからざるもので,レース中の雉撃ちを覚悟しました。昨年脱水症状に苦しんだことから,水分補給はスタート前に十分行いました。
5時30分にスタートが切られ長い一日が始まりました。風は西風でかなり強く吹いており,これはゴールまで変わりありませんでした。すなわちコースのほぼ100%が向かい風になり,これはえらいことになったと思いましたが,後々これが天使の爽風となることになりました。5qを過ぎて法田への峠越えで,下りはできるだけ脚を使わずに進もうとする私を,下りは飛ばすものと決めてかかっているのか大量の走者に抜かれました。序盤の下りを飛ばしていたら後半まで脚がもつまいにと他人事ながら心配していると,それらの人は片句の坂を前に歩いていました。七類を過ぎた頃から雲が晴れて陽射しが照り付けるようになってきました。朝から気温は高めだったので,今年のレースも暑くなること間違いなしの状況になってきました。10qは54′くらいで走ろうと思っていましたが,あにはからんや2′も速いペースで走ってしまいました。以降はペースを落ち着けることに躍起になり,20qで予定のペースとなったところでチームの部トップの走者が抜いていきました。まだ雉はそれほど騒いでいませんでしたが笠浦のエイドで第一陣を放出しました。その後少し体が軽くなったように感じましたが,昨年同様チェリーロード通り抜け不能による折返しコースの下りをとにかくゆっくり走っていると,ペースが落ち過ぎて慌てました。40qを過ぎて前方に島根原子力発電所が見え片句の上りに入ると,なぜか調子が上がり発電所の鉄条網フェンスの脇を走る区間は快調でした。しかし,片句エイドへの急下り区間で再びブレーキがかかり,鹿島のエイドまでは昨年ほどではないものの苦しみました。
鹿島エイドで大休憩を取り,これまで気温は高いものの汗が止まることはなかったので,脱水症状にはなっていないことを確認し昨年歩き始めた区間を走っていました。前方は難所の横手林道が待ち構えており,ここまででかなり脚を使った実感があったので,即座に林道の上りは歩くことにしました。これまでは歩かないことを優先して結局記録を残せなかったので,ここで何が何でも10°を切ることを目標にし,上りで脚を使わないようにしました。その効果は如実に表れ,昨年歩き通すしかなかった林道区間を,トラバース気味に勾配が緩やかになる区間は全区間走り,その先の才ノ神峠の上りも同様に歩き,峠からの下りは昨年ほどではないもののかなりスピードを上げて走ることができました。しかし,好事魔多しで魚瀬のエイドで残っていた雉が暴れ出す予兆に襲われ,2年前の惨劇に遭遇したくないので,次の大野のエイドで第二陣の雉を放出しました。これで10°を切るためには10qを65′以内で走らなければならないことになりました。
2年前は走る気力を萎えさせた向い風も,体感気温の上昇を抑える効果をもたらしてくれ,旧平田市街に入ってもペースが落ちませんでした。ただ市街地は交通信号遵守のため,赤信号に遭遇すると一旦停止を余儀なくされ,一定のリズムを保って走ることが難しく苦労しました。90qで残り10qを69′以内で走れば10°を切れることが分かり,この時点で10°切りは確信しました。鳶巣のエイドで給水していると見たことのある人がいるなと思ったらテツさんでした。チームの部のサポート要員とのことで,応援の言葉をいただいて出発しました。最後遙堪エイドから残り5qは自分なりにペースアップしたつもりでしたが,ゴールを目前に出雲大社参道入り口交差点の信号に今年も止められ9°50′を切ることはかないませんでした。

これで私もHAKOさんに次いで100qサブ10複数回達成者となりました。今年は3月・4月の練習量が十分でなかったことから,後半の上りを無理して走らなかったことが好結果につながったと思います。

(サスケ)

またしてもやってしまいました。今年は68q魚瀬エイドで終了です。

50q通過までは去年よりいい調子だったのですが、やっぱり胃腸が駄々をこねたので、無理せずに早めのリタイヤになりました。
魚瀬からはバスで津ノ森に移動。シジミ汁を頂いて、一畑電車に乗ってランナーの応援をしながら出雲大社に向かいました。
その間、目的未達成の同志たちと楽しく談笑です。それにしてもみなさん個性的で気さくに話をされます。なんだか次の日もまた走りたくなるような気持ちにさせてもらいました。
やっぱり楽しい”えびだい”でした。

(かんじ)
記録
選手名 部  門 タイム 順 位 備  考
サスケ 100km個人 09:51:14    
かんじ リタイア  
利用温泉  
その他