大会名 第5回安芸太田しわいマラソン

大会詳細

開催日・天候 2014年9月14日(日)・晴
参加者 サスケ・・・88km
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第5回安芸太田しわいマラソン88qの部に出場しました。結果は9°17′19″で男子総合28位,45歳〜59歳男子の部で9位でした。昨年まで好記録を出していた選手が新設の100qの部に移行した影響か,時間は10′以上遅いのに,順位は昨年よりも20番良くなっています。
今年から100qの部が開設された本大会ですが,私は有資格者ながら〆切を勘違いしており,100qの部への出場は叶いませんでした。前日の午後9時過ぎに第一駐車場へ入ると,既に半分の区画に車両が駐車しており次年度以降更に行動の前倒しが迫られそうです。ここ3年間は曇りや小雨でしたが,今年は空が晴れ渡って都会では見ることができない満天の星空を眺めることができました。しかし,空が晴れているということは翌朝の気温が下がることを暗示しており,実際そのとおりになりました。これが後にレースに余計な影響を及ぼすことになるのですが,このときには知る由もありませんでした。
翌朝は雉降しJOGもまず成功してスタート20分前くらいにスタート地点にスタンバイしました。震えるような寒さはないものの,じっとしていると体が冷えてきたようです。5時30分にスタートの号砲が鳴り走り始めると,500mも行かないうちに雉が騒ぎ出しました。1q地点に便所があることは分かっていたので,ここで解放しましたが,同好の士が何人かいたため空いていた個室を間一髪で確保したものの,昨年同様多難なスタートとなりました。雉撃ちを終えてレースに復帰すると温井ダムの堰堤を渡り上りの区間が始まりますが,周りの走者は大半が歩き始め,井仁口までは走り通そうと考えている私にとって邪魔者でしかありません。そのためなかなか自分のペースで走ることができません。第1エイドを過ぎたくらいからやっと自分のペースで走れるようになりました。
奥滝山峡のほとりの未舗装道路に入ると,先月の降雨量が非常に多かった関係からか,至るところに水が湧き出しており昨年同様走り辛いことこの上ありません。やっと舗装路に出て走りやすくなったと思ったのも束の間,路傍の温度計の表示は10℃で今度は手がかじかんできました。その後気温の上昇とともに体も少しずつ温まってきましたが,自分の本来の走りができません。また,国道191号松原交差点では横断歩道の通行を義務付けられ,信号待ちで余分なロスタイムを加えられコース自己新を目指すような状況ではなくなってきました。仕方がないので下りを抑えた走りで9°30′程度を目指すことにしました。今年からコース上に1qごとの距離表示が設置されました。しかし,これがお世辞にも正確な位置にあるとはいえず,1qごとのラップが4′30″から8′(ずっと下りの区間であるにもかかわらず)まで上下します。あまり時計を気にせず走るようにしたら,内黒峠からの下りはこれまでで最も上手く走れたような気がします。
旧三段峡駅前からは比較的平坦な区間が続き,気温は上昇したものの涼しい秋風が吹くので暑さはさほど感じませんでした。しかし,60qを過ぎて走りに切れがなくなってきました。どうやら脱水症状の初期のようで66q手前のエイドでの補給で何とか一息つきました。そんな訳で井仁までの上りは歩いて体力の回復に努めることし,70qからの下りも走り続けて少しずつ順位を上げていきました。72q過ぎから始まる平坦区間は6′/qよりも速く走ることに成功しました。が,滝山峡に入ると前を走る走者が全く見えなくなり,モチベーションが下がりペースが落ちました。温井ダムの階段は手摺にもたれてなんとかこなしましたが,ラスト1qは思ったようなペースアップができませんでした。
たまたま,今回の記録は5月のえびす・だいこく100qマラソンと同じように,自己記録からほぼ11′遅れとなっています。ゆっくり走るウルトラマラソンは諸条件が整えば,まだ自己記録更新の余地があるということでしょうか。
(サスケ)
記録
選手名 部  門 タイム 順 位 備  考
サスケ 88km男子45〜59歳 09:17:19 9/28 部門/総合
利用温泉 無料入浴券を利用して温井スプリングスに入湯。
その他 今年から100qの部が新設されました。88qの部については,昨年と全く変わりありません。
エイドステーションでは,恐羅漢エイドでの豚汁,井仁棚田エイドでのかき氷,津浪エイドでのそうめん等かなり特色のあるものが供されるようになっています。
第1回大会から5回連続出者には,記念品としてハンザキのペン立てが贈られました。