大会名 第2回英彦山修験道トレイルin東峰村
開催日・天候 2016年10月2日(日)・晴ときどき曇
開催地 福岡県朝倉郡東峰村
部門 ロング(約36km・累積標高約3600m・制限時間11時間)
ショート(約24.5km・累積標高約2500m・制限時間8時間)
参加者 桜井,和崎・・・ショート
コース概要
旧小石原村をスタート/ゴールとし,東峰村と添田町の境界にある大日ヶ岳(829.7m),釈迦ヶ岳(844.1m),岳滅鬼山(がくめきさん・1036.7m:ロングのみ)などをつなぐ尾根道を縦走する。
[ロング]:丸野駐車場(7:00)〜渓谷遊歩道(4km・給水)〜大日ヶ岳〜釈迦ヶ岳〜深倉園地(10.5km・エイド1・関門11:00)〜最低鞍部登山口(16.5km・給水)〜岳滅鬼山〜岩屋神社(26km・エイド2・関門14:00)〜渓谷遊歩道(32km・エイド3・関門16:00)〜丸野駐車場(関門18:00)
[ショート]:丸野駐車場(7:30)〜渓谷遊歩道(4km・給水)〜大日ヶ岳〜釈迦ヶ岳〜岩屋神社(14.5km・エイド1・関門11:30)〜渓谷遊歩道(20.5km・エイド2・関門13:30)〜丸野駐車場(関門15:30)
参加賞 小石原焼の小皿,英彦山サイダーなど。
ゴール後に雑炊サービス
コメント
  • ショート14.5Kmの部に和崎さんと参加しました。
  • 東峰村の天気予報は曇り後雨で気温は13時時点で31度でした。当日は晴れ時々曇りで暑くなりました。
  • 前日は暑くて眠れずウロウロしていました。1時頃に眠り4時前に和崎さんに起こされました。
  • 参加申込は、ロング132名(男子123名、女子9名)、ショート156名(男子135名、女子21名)です。




    ロングスタートの30分後、7時30分にショートの部がスタートです。体調が少し良くなく体が重い感じがします。ゆっくり走り始めました。和崎さんの動向は不明です。
    山道の登りになるところで早くも渋滞です。アップダウンの続く峰入道を走りましたが、少し滑りやすいので急斜面になると渋滞します。特に女子が居ると渋滞が起こりやすくなります。長い下りで無理して10名ほど追い越しましたが、その後は行列で進みました。「陣屋」の手前の長い登りの箇所は、下見ではロープがあったのが無くなっていて、木につかまって登っていきました。そして最大の難所のロープを使っての高い岩場を越える箇所は6〜7分の時間待ちです。その後も急斜面の滑りやすい難所が続き、前がつかえてなかなか進みません。
    第一エイド(WS1.4Km地点)に1時間20分で到着、水を一杯飲んでから、林道を横切りロープを使って急斜面をよじ登りました。しばらくロープ場が続きます。大日ヶ岳までは下見で感じたほど平坦のところがなく、登りコースが続き、ロングの最後尾を追い越しました。
    大日ヶ岳を2時間3分で通過、岩場を越えて長い滑りやすい急斜面を下っていきます。背丈くらいの岩を越えるところでは「年寄りが通れるコースではない」と文句を言いながら越えましたが、和崎さんは越えられない女性を手助けして、後で盛んに礼を言われていました。また、ロープを使って下るところでは、登山者が登ってくるまで暫く時間待ち、ランナーが落とした落石が登山者に当たったとの話がありました。下ると今度は釈迦ヶ岳への急斜面の登りです。行列になって普段の登山よりもゆっくり登っていきました。やっと長い登りを越え、350ml持ってきた給水の一部を取りました。100mほど急な下りを過ぎると、今度は平坦な山道になりましたが、いきなり転倒してしまいゆっくりの走りになりました。その後も足の疲れで何度か転倒しました。それからまた登りになったのでゆっくり歩いて登りました。
    その後何度も上り下りを繰り返し、下りはズルズルでものすごく滑りやすいところが何か所もあります。木につかまり地面に手をつきながら下ったので、右肩が痛くなってきました。もう登りコースが終わりだろうと思ってもまた登りが現れ、太ももが痛くて痙攣寸前となりました。やっとロングとの分岐にたどり着き、「残り4.6Km、制限時間が30分伸び(11時30分→12時)、登りはそこまで」と言われました。残り時間は45分あり、下りを歩くペース進めば間に合うので、なんとか関門にたどり着けるかなと思いました。しかし、登った先の岳滅鬼山分岐では残り5Kmと言われました。水が流れ落ちているところがあり、頭からかぶって少し飲みました。
    山道を下って未舗装の林道に出たところで残り4Kmと言われました。残り時間は24分、1Km/6分ペースが必要で懸命に走って下りました。しかし、暫く走るとまた山道に入り、沢や滑りやすい小道が続くので走ることができません。関門通過をあきらめて歩き続け、舗装路に出たところで残り2Kmと言われました。暫く登ると今度は下り、また少し登って下ったところか第二エイド(AS1、14.5Km地点)で、制限時間を30分50秒過ぎていました。ここを通過したランナーは、ショートの部(制限12時)が42名(うち女子3名)、ロングの部(12時30分現在)は7名とのこと、1時間30分後のロングの制限時間2時までに通過したランナーは、僅かに26名とのことです。完走率は相当低くなっています。和崎さんは通過しているかなと思って名簿を見ると未だ到着していません。岩屋神社に登り、コースを何度も遡って待っていると、約1時間後にかなり疲れ歩いて到着しました。スタート地点への輸送は、軽ワンボックス、乗用車、10人乗ワゴンでなかなかはかどりません。ずいぶん待ってから送ってもらいました。

    ◆14.5Km地点到着時間(手元の時計)
    ・桜井 5時間0分50秒
    ・和崎さん 6時間5分40秒
    ◆完走率
    ・ロングの部 17.4%
    ・ショートの部 22.6%
    ◆成績
    ○ロングの部(完走者、男子20名・女子なし)
     制限時間11時間
    ・男子トップ 6:29:16:23
    ・男子最下位 10:48:48:08
    ○ショートの部(完走者、男子30名・女子1名)
     制限時間8時間30分(30分延長)
    ・男子トップ 5:05:03:82
    ・女子トップ 7:06:20:02
    ・男子最下位 8:25:03:42

    (桜井)



    土曜日は別府・湯布院・飯田高原を回ってうきは町の道の駅で前泊。4時前に起きて会場の東峰村(旧小石原町)に移動しました。大分県は金曜日のうちに雨が上がり,土曜日は晴れて登山もできる(暑い)天気になりましたが,東峰村は天気の回復が約1日遅れ,土曜日の夕方まで小雨がぱらついていました。当日朝の会場周辺も霧に包まれ,路面状況はかなり悪そうです。桜井さんから「とにかくひどいコース」という前評判を聞いていたので,「ケガなく遭難せず帰れるか」がいちばんの心配事でした。
    7:30に小石原小学校(H23.3に閉校)をスタートし,舗装路を500〜600m走ってから山道に入りました。この頃から急速に霧が晴れ青空が広がってきましたが,地面は予想どおりのぬかるみ状態です。登山道は「修行のためにわざとこんなコース取りをした」と思いたくなる,延々とアップダウンが続くノコギリのような道です。あちこちで足を滑らせるランナーが続出し,急坂では渋滞が発生しました。
    約1時間30分かけてようやく4kmエイドに到着。この時点であと10.5km先の第2エイドの関門(11:30→後に12:00に延長)を越えるのはほぼ不可能と分かったので、あとは登山と割り切って先へ進むことにしました。
    エイドの先はノコギリの刃がさらに大きくなり,上るのも下るのも難儀します。岩場もいくつかあり,ロープは付いているものの足が滑って乗り越えられない女性ランナーもいました。手助けしているうちに,こちらも体力を消耗してしまいました。
    結局,第2エイドどころかそのエイドに下る道の分岐点にすらたどり着けないまま森の中で関門時間(11:30)を迎えてしまいました。もはやレースどころか登山にさえ飽きてきたので,とにかくエイドまで歩くだけです。飲料水は2L(500ml*4)持参していましたが、すでに3/4近くを消費してしまい、脱水も心配になってきました。
    コース図では、岳滅鬼山との分岐を過ぎると第2エイドまでは概ね一定斜度の下りとなっているので,ここは歩き(走り)やすい林道なのだろうと思っていたのですが,分岐の先も相変わらず山道。上りこそなくなりましたが相変わらず足を滑らせそうな急坂が1kmくらい続き、やっと待望の林道(砂利道)に到着。ここもひたすら歩きました。「この砂利道を下りきったらエイド=今日のゴールに着くだろう」と思いながら。
    ところが、コースはすぐにまた林道を離れ、山道に入ってしまいました。その後は渓流の流れるV字谷をトラバースしたり、舗装路に出て上ってまた山道に入り・・・と変化に富みすぎた道のりでした。集中力も途切れ,あらためてコース図を見直してもどこをどう進んだかあまり思い出せません。
    棚田の広がる集落に出て舗装路を歩いていると、向こうの上り坂から桜井さんが下りてきました。「エイドまで残り350m」とのことでしたが、走る気にもならずそのまま歩いてエイドに到着しゼッケンを外しました。
    (和崎)
  • 記録
    選手名 部  門 タイム 順 位 備  考
    桜井 ショート男子 TIME OUT    
    和崎 TIME OUT  
    利用温泉 中津市:
     八面山金色温泉・こがね山荘
    別府市
     別府わくわく温泉かっぱの湯,的ヶ浜温泉,南的ヶ浜温泉,ホテルニューツルタ
     ホテルフジヨシ,ビジネスホテル松美,春日温泉,亀陽泉,平田温泉,小倉薬師温泉丘の湯
    由布市
     湯平温泉・志美津旅館,湯平温泉・砂湯温泉
    九重町:
     筌の口温泉 山里の湯
    うきは市:
     筑後川温泉 清乃屋
    その他