温泉名・施設名 |
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所在地 |
別府市鉄輪風呂本1 (0977−67−3880) | |
泉質 | ナトリウム塩化物泉(内湯) | |
料金 |
宿泊不可 入浴のみ210円 | |
設備 | 蒸し湯(男女共同)1、内湯男女各1 | |
営業時間(入浴のみ) | 6:30〜20:00 | |
コメント |
蒸し湯の中は電球が1個点っているだけ。1mに満たないくらいの低い天井の下を這って進み、空いた場所を見つけて横たわる。混浴といっても何も見えないのだからしょうがない、 と思っている場合ではなく、人の声とほんの微かな人影を頼りに「寝場所」へ潜り込むのはなかなか大変である。暗くてよく判らなかったが、全部で8人分くらいの寝場所しかなさそうな狭く暗い空間。閉所・暗所恐怖症の人なら、入った途端に逃げ出したくなるかも。 セメント張り?の床の上に石菖という薬草が敷きつめられており、風呂の中は熱気と芳香に包まれ、最初のうちは息が詰まりそうな感じだが、次第に慣れてくる。それぞれの寝場所には枕代わりに石が置かれているが、かなり熱いのでタオルを敷いていないと頭を乗せられない。また、薬草の敷かれた床も所々熱くなっているので、Tシャツ等を着ておいた方が良い。 2〜3分もすると全身から汗が噴き出してくる。だいたい10分も入っていれば充分とのこと。風呂を這い出て、体に付いた薬草を払い落としてから内湯で汗を洗い流す。建物を出ると夕風が心地よい。和風古式サウナは現代のサウナよりも体に良いような気がした。 なお、山口県徳地町にも「石風呂」の名で古式ゆかりの蒸し風呂が伝えられている(山口徳地少年自然の家で体験可)。 | |
最新利用年月 | 2003年4月 |