温泉名・施設名 | 川底温泉・蛍川荘 | ||||||||||||||||||||||||
所在地 |
大分県玖珠郡九重町菅原1453 (0973-78-8234/FAX78-9636) | ||||||||||||||||||||||||
泉質 | 単純温泉 | ||||||||||||||||||||||||
料金 |
1泊2食10000円から 入浴のみ500円 | ||||||||||||||||||||||||
設備 |
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営業時間(入浴のみ) | 8:00〜21:00 | ||||||||||||||||||||||||
コメント |
熊本県(小国町)との県境に近い九重町菅原地区は菅原道真にゆかりのある土地といわれ、この川底温泉は延喜元年(901)8月、道真が大宰府に左遷される途中、刺客をのがれてこの地に一時身を隠した折に開いたと伝えられている。その後、1856(安政3)年に村の庄屋菅原元徳が、現在の川底温泉の特徴である石畳の浴槽を持った湯小屋や宿屋を造ったとされる。 蛍川荘は町田川上流のほとりに建ち、その名のとおり初夏には川の周りを蛍が群れ飛ぶという。浴室は離れ家として、旅館より一段と低い場所にある。 建物の前には源泉と湧水それぞれの蛇口があり、自由に持ち帰りできる。この温泉には「美白」の効能もあるという。温泉は基本的に混浴だが、少し離れた場所(駐車場の隣)に女性専用の浴室もあり、渡り廊下を通って行き来できる。ただし、脱衣所はカーテン1枚で仕切られただけの男女共用。 浴槽は3つあり、それぞれ湯温が異なる。源泉温度が高い(86.0℃)ため山の湧水で薄めているが、いずれも透明度が高く、底に敷き詰められた石がよく見える。湯気が立っていなければ、川魚やカエルがすいすいと泳いでいそうな「川底」そのものである。 浴室は壁で囲われ、少ない電灯と竹の格子戸からこぼれてくる外の光が室内を柔らかく照らす。水音を聞きながら、ほの暗い川底にいつまでも足を浸していたくなるような、心地よいひとときだった。 | ||||||||||||||||||||||||
最新利用年月 | 2008年6月 |