温泉名・施設名 嬉野市営嬉野温泉公衆浴場「シーボルトの湯」
所在地 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙818-2
http://spa-ureshino.com/Siebold/
泉質 炭酸水素塩泉・塩化物泉
入浴料金 400円(貸切湯2000円+入湯税50円)
設備
内湯 タオル  
露天   石鹸
サウナ   シャンプー
洗い場 ロッカー 100円返却
他の施設 貸切湯,休憩室
その他  
営業時間(入浴のみ) 6:00〜22:00(毎月第3水曜日休業)
コメント
嬉野温泉の歴史は古く,言い伝えによると神功皇后が三韓征伐の帰途にこの地を訪れ,傷ついた白鶴が河原で湯浴みをして元気になり去っていくのを見て「あな,うれしや」と感歎したことが元々の地名「うれしや」の由来とされる(一説には「うれしいの」→「うれしの」)。
714(和銅七)年に記された肥前国風土記には万人の病を治す名湯としてすでに嬉野の名が挙がっている。江戸時代には長崎街道の宿場町として栄え,歓楽地としても知られるようになった。
泉質は栃木県の喜連川(きつれがわ)温泉,島根県の斐乃上温泉と並ぶ「日本三大美肌の湯」に選ばれている重曹泉で飲用にも適しており,温泉水を利用した「嬉野温泉湯どうふ」も名物となっている。
「シーボルトの湯」は,大正13年にドイツ人の設計で造られた公衆浴場「古湯」が,老朽化と2005年3月に発生した福岡県西方沖地震の影響により取り壊されたのち,2010年4月に当時の設計通りに建て直されたもの。2階建てで,1階に共同浴場,2階に休憩室と貸切湯がある。
付近に40〜50台くらいの無料駐車場があるが,温泉街の中にあり付近に駐車場が少ないことから,施設利用者以外の駐車も多いようで,時間帯によっては空車待ちが必要な状態。

古湯全景(2005)
最新利用年月 2015年11月