2001・8月 北アルプス紀行

第1日・・・上高地〜槍の足元へ
登山日・天候 2001年8月23日(木)・晴 
行程 沢渡駐車場よりタクシー〜上高地バスターミナル(08:05)〜河童橋(08:15)〜明神池(09:35) 〜徳沢園(10:35)〜横尾山荘前(11:40)〜槍見河原(12:35)〜一の俣谷〜二の俣谷 〜槍沢ロッヂ(13:50)〜槍見岩往復〜槍沢ロッヂ泊 
前日19:00に山口を出発。山陽道〜名神道〜中央道〜長野道を経由し、上高地に到着。
運転手の斉藤(宗)、和崎はもとより、参加者(斉藤夫妻、田中(善)、伊藤、和崎の5名) 全員があまり寝ていない状態での初日山行となったが、歩きやすく平坦な道(高低差200m 程度)のため、それほど手間取ることもなく目的地に到着できた。
 

朝の上高地バスターミナル(上高地は1年を通じて一般車両進入不可)から、梓川を遡上。
登山シーズン最盛期は、行き交う人々でごった返すという上高地だが、お盆を過ぎて すっかり静けさを取り戻していた。最盛期は「写真なんか撮っていられない」という河童橋の上もガラガラ。
(左・中)河童橋の向こうに穂高(ほだか)連峰を望む。
(右)現在も活動中の火山、焼(やけ)岳(2455m)。
1915(大正4)年の噴火で梓川をせき止め、大正池を創り上げた。


静かな林の間を抜け、梓川のほとりで朝食。川の水は冷たく澄んでいるが、飲用には 不適とのこと。


明神橋に到着。橋を渡り、対岸の穂高神社奥宮と明神池へ。
(左)明神橋上より明神(みょうじん)岳(2931m)  (中)穂高神社奥宮 (右)穂高神社の狛犬


(左)明神・一の池と明神岳  (右)明神・二の池


(左)梓川中流域 (中)前穂高岳・屏風岩。奥に涸沢(からさわ)岳(3110m)
(右)横尾山荘。上高地からの登山道はここで槍/穂高へと分岐する。

横尾山荘を過ぎると、道は少し上り勾配に転じ、登山道の雰囲気が増してくる。
足の疲れが次第に溜まってきたころ、ようやくこの日の宿、槍沢ロッヂに到着。
珍しく風呂を持つ(とはいっても非常に狭いうえに、シャンプー・石鹸は使用不可) 山小屋だが、
飲用水には乏しい(槍沢本流の水は基本的に飲用不可)。
(右)ロッヂ近くの「槍見岩」から、槍の穂先を遠望。

17時に夕食。寝不足、歩き疲れに食べ疲れ(食べ過ぎ!)も加わり、 部屋に帰って横になるとすぐ眠ってしまった。

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