山名/標高 安蔵寺(あぞうじ)山/1263m
登山日・天候 2001年12月1日(土)・曇 
行程 安蔵寺トンネル(10:00)〜横道ルート合流〜ミズナラ巨木〜北峰ピーク〜寺屋敷跡〜山頂(11:30) 〜展望台(昼食)〜伊源谷ルート下る〜三葛「夢ファクトリーみささ」(14:50)

忘年登山の1日目。紅葉を終えた冬枯れの安蔵寺山塊を縦走し、下山地点の匹見町・三葛 (みかずら)地区で1泊という行程。

2001忘年山行・第1日


六日市町から日原町へ抜ける広域林道の途中、「安蔵寺トンネル」の脇から登山道に入る。
急坂を上り、日原町横道からの登山道に合流。山頂まで3km弱、 標高差の少ないお手軽コース。


島根県でいちばん大きなミズナラの木。 幹周り4.4m、樹高約20m。樹齢は推定600年。


「お手軽コース」とは言え、遠目にも大きな安蔵寺山の山頂までの道のりはそれなりに長い。
自然林に覆われて展望はあまりきかないが、樹間から冠山の山頂部などが垣間見える。


(左)山名の由来「安蔵寺」があったとされる寺屋敷跡。
(右)山頂直下に祀られる観音像。全高30cmくらい。


山頂に到着。曇り空だが眺めは良い。記念写真後、さらに展望のきく場所に移動し 昼食にした。
今回のメンバー・・・斉藤夫妻、田中(善)、加藤、室井、山本、境、中川
伊藤、長谷川、和崎の総勢11名。


山頂から5分ほど下った位置にある「展望台」。伊源谷ルート(匹見町)と高尻ルート (六日市町)の分岐点。
「中国自然歩道」看板前で再度記念撮影。ここから伊源谷を経由し、 本日の宿泊地・三葛へ。


前回(01年5月)は上りで利用した伊源谷ルートを下る。濡れ落ち葉に覆われた急斜面で 滑る人が続出。
すっかり葉の落ちた山林に響く悲鳴と笑い声。黙って空を見上げる(右)狼岩。


伊源谷に到着。沢を渡り、林道に出てしばらく歩く。 曇り空はいつの間にか青空に変わっていた。


「夢ファクトリーみささ」に到着。2000年3月に廃校となった三葛小学校の 校舎を利用した宿泊・研修施設。
建物内は昔懐かしい木造校舎のたたずまいそのまま。畳敷きの寝室(研修室)には
黒板が残されており、台所(食事はすべて自炊)はもちろん「調理実習室」を利用。
時間割や標語は壁に貼られたまま、子供たちの帰りを待っているかのよう。

夢ファクトリーみささ
〒698−1212 島根県美濃郡匹見町大字紙祖ロ809
電話:0856−56−0652 (代表・斉藤正顕氏宅)

1泊6人まで1500円/人、7人以上1200円/人、 当日のみ利用800円/人
研修・宴会1団体10000円、野外キャンプ800円/人

シャワー室もあるが、匹見峡温泉まで車で20分くらい。入浴料割引もある。

2日目「盛太ヶ岳」へ