山名/標高 市房(いちふさ)山/1722m
登山日・天候 2001年10月21日(日)・雨
行程 市房山キャンプ場〜1合目鳥居〜八丁坂〜市房神社〜石仏岩〜山頂(折り返し)
(所要時間約3時間)
 

真澄める空に そびえ立つ
彼の市房を 仰ぎ見よ
世の起き伏しに ゆるがざる
吾等が希望 示さずや

   湯山小学校校歌(作詞・山口白陽)より

画像は湯山小学校前より市房山

「登山マラソン」前日までは絶好の登山日和が続いていたが、次第に雲がたれ込め、当日は雨。
コース中に危険個所の多い登山マラソンは中止となってしまったが、「諦めきれない!」 あるいは
「とりあえず下見を・・・」という選手たちが 続々と登山口に集結していた。


(左)登山口となる市房山キャンプ場。マラソンでは4km地点に当たる。
(中・右)キャンプ場から少し登ると、市房神社参道入口の鳥居。ここから登山道に入る。


(左)木の根に覆われた道。こういう歩きにくい(走れない!)区間が山頂まで頻出。
(中)3合目の通称「八丁坂」。巨石の組まれた石段を登る。 それにしても誰が作ったの、これ?
(右)参道周辺。苔むした岩と原生林が深山の雰囲気を醸し出す。


市房神社に到着(4合目)。ここを過ぎると登山道は俄に厳しさを増す。


山行中最大の難所、6合目付近。木の根や岩、時にはロープや梯子を頼りに急斜面をよじ登る。
(右)奇岩「石仏岩」。急峻な登山道から少しはずれた位置に立つ。道を間違えて偶然遭遇。


(左)7合目を過ぎると、相変わらずの急斜面ながら、やっと普通の登山道らしくなる。
なお、登山道は山頂まで周囲を木々に覆われ、景色はほとんど見えない。
(中)8合目付近。坂の上の方が明るくなり、山頂かと思わせるが、ただ稜線に出ただけ。
(右)9合目。山頂へ続く緩やかな坂道。


一等三角点1722mの山頂へ到着。晴れた日には日向灘まで見渡せるという。
風雨が激しく、記念撮影後すぐに下山。急峻な登山道は下りも非常に危険で、何度も 足を滑らせた。
(特に八丁坂の石段が危ない。下りてきた安心感と足の疲れで簡単に滑る)