山名/標高 陶ヶ岳(すえがたけ)/252m
登山日・天候 2001年8月11日(土)・曇 
行程 松永邸〜国体コース(登攀練習)〜山頂〜松永邸
 

2週間後に控えた北アルプス(槍ヶ岳)登山にむけた岩登りの練習。
登山予定者の斉藤夫妻、田中(善)、和崎のほか、インストラクターとして
下松市在住の清木氏に協力をいただいた。

通称「国体コース」と呼ばれる岩場。斜度は60度くらいとのことだが、 見た目には90度の絶壁。
下から見上げているとそれほど難しそうに見えないが、実際に登ってみると手足を確実に支えて (3点確保)登ることのできる場所を探すだけでも非常に難しい。命綱で守られているとは いえ、手にも足にもつい余計な力が加わり、一度上り下りするだけで汗だく (うち、何割かは冷や汗?)。
昼までに、各人2回ずつ登攀練習を行った。

なお、槍ヶ岳山頂部(槍の穂先)は、実際にはこれほど難しくも怖くもないとのこと。


岩の下で昼食後、斉藤(滋)、田中(善)、和崎の3名は陶ヶ岳山頂へ。
山頂からは北に東・西鳳翩山、東に楞厳寺(りょうごんじ)山、右田ヶ岳などの防府の山々を 望むことができる。

岩登りのポイント

上り下りは常に3点支持(両手足のうち1つずつを移動させ、残りで体のバランスをとる)。
岩にしがみ付かない。上体はなるべく起こす(足元が見やすく、靴底が滑りにくくなる)。
下りるときは、思い切って手を低い位置へ(ぶら下がるより、支える)。
腕の力に頼り過ぎない(すぐに疲れる)。確実に足で立てる場所を確保。
岩の上で膝をつかない。