山名/標高 高羽(たかば)ヶ岳/761m

画像は物見ヶ岳・天狗岩より望む高羽ヶ岳。
北アルプス・鷲羽岳と同じく、鷹が羽を広げたような姿
(鷹羽ヶ岳)に見えなくもない。

登山日・天候 2002年3月16日(土)・晴
行程 道の駅長門峡〜林道〜登山道〜高羽ヶ岳山頂〜縦走路〜物見ヶ岳山頂 〜天狗岩往復〜登山道下る〜阿東町親睦〜国道9号線〜道の駅長門峡
(所要時間約6時間)
阿東町・山口市・徳地町の3市町の境界となっている山。
山名は、かつてこの山域を鷹狩りの御狩場=「鷹場」として利用していたことに 由来するといわれている。タタラ製鉄も盛んで、山腹より流れ出るタタラ川沿いには、 製鉄のために使われた炭焼き小屋の跡が残っている。山頂付近のササ原も、木炭原料の 森林が伐採された結果できあがった景観。
隣の物見ヶ岳(746m)とは、尾根伝いに縦走が可能。


いつもの山行とは趣が異なり、道の駅に車を停め、国道を横断し林道経由で登山道に向かう。


沢沿いに続く林道は次第に狭くなり、荒れ気味の登山道に変わる。
雪解け水に加え1〜2日前の雨で水量の豊富な沢を慎重に渡りつつ、高度を稼ぐ。


急坂をよじ登り、尾根道に出る。最後はササを漕いで山頂に到着。


周囲の展望は今ひとつ。大蔵ヶ岳やこれから目指す物見ヶ岳などが確認できる程度だった。
今回のメンバー・・・斉藤夫妻、田中(善)、崎里、和崎の5名


少し休んで、縦走にとりかかる。木々に巻かれたテープを頼りに、隣の物見ヶ岳へ。


春から秋にかけては木々の葉が茂り、鬱蒼とした森の中で藪漕ぎを余儀なくされる縦走路だが
葉が落ち、雪も解けた早春は明るく快適で歩きやすい。 熊や猪には警戒が必要だが。


物見ヶ岳山頂。周囲の藪が刈り払われ、昨年7月に訪れたときよりも展望が良くなっていた。


山頂から歩いて2〜3分の「天狗岩」に移動。高羽ヶ岳を望みつつ、昼食にした。


昼食後、急峻で滑りやすい物見ヶ岳登山道を下り国道に出る。1.5km位歩いて道の駅に戻った。