比婆山〜吾妻山縦走 その2

山名/標高 比婆(ひば)山
 御陵(ごりょう)/1264m
 池の段(いけのだん)/1279m
 立烏帽子(たてえぼし)山/1299m

吾妻山からの眺め
登山日・天候 2002年10月17日(木)・晴
行程 大膳原(12:25)〜烏帽子山・御陵鞍部〜御陵(13:10)〜越原越〜池の段山頂(14:00)〜 立烏帽子山山頂(14:35)〜立烏帽子山駐車場〜県民の森駐車場(15:45)


昼食後、大膳原から比婆山に戻る。
急坂の途中、標識に従い「御陵への近道」に入ると、烏帽子山と御陵との鞍部に出られた。


国指定天然記念物・ブナ純林の紅葉。写真を撮りながらゆっくり歩く。
道が上り坂から平坦に変わり、やがて比婆山の心臓部、御陵に到着。

比婆山御陵

「・・・故神避りましし伊邪那美命(イザナミノミコト)は出雲国と伯伎国との境比婆の山に 葬しまつりき」と古事記に記されているところから、比婆山は、国生みの神伊邪那美命の 御陵のある山として、古来より信仰を集めている。
山頂のブナ純林の中に開けた円丘の中央には、樹齢千年を越える七本のイチイの老木に囲まれ、 伊邪那美命の陵墓とされる苔むした巨石が横たわっている。また、このあたり一帯は、 比婆山伝説地として県史跡に指定されている。
(説明版より転載)


御陵付近に点在する木や石にも、それぞれ伝説にちなんだ名前がつけられている。
(左)太鼓岩 (中)産子の岩戸 (右)門栂(もんとが)と呼ばれるイチイ古木


御陵の先、越原越を過ぎ、池の段の山頂手前までブナ林が続く。
(右)ブナ林が急になくなったその先、草原の上に360度の眺望が広がる池の段山頂。
手前の方位盤によると大山まで見えるはずだが、この日は遠くが霞み道後山 もはっきりしない。


北面の眺め。 この位置からは烏帽子山はちょうど御陵の後ろに隠れて見えない。

東面の眺め。 スカイランでは立烏帽子山を迂回して竜王山に行ってしまうので
連峰中の最高峰である立烏帽子に登るのは、今日が初めて。


・・・期待して登ったのだが、山頂の眺めは良くない。 木の枝越しに竜王山と福田頭が見える程度。
立烏帽子からは約4kmの坂を下り(途中からスカイランと同じルート)元の駐車場に戻る。

帰りに、庄原市のかんぽの郷(庄原さくら温泉)で汗を流した。

ひろしま県民の森ホームページ・・・ http://www.kenmori.jp

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