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市房(いちふさ)山/1722m
湯山温泉・水上荘から望む市房山全景(20日朝)

第13回市房山登山マラソン(2002.10.20)


19日(土)、湯山小学校にて開会式、コース説明と選手交流会。
小学校の向こうに見えるはずの市房山は、厚い雲に覆われていた。


20日(日)、開始時間が近づくにつれて小雨が降りはじめるが、予定どおり 9:00にレース開始。
まずは市房山山頂まで、約8kmをひたすら上り続ける。(右)登山道2合目付近


4合目の市房神社まで、杉の巨木が立ち並ぶ参道が続く。


神社を過ぎると、登山道は一気に険しさを増す。
木の根、梯子、ロープなどを頼りに、山頂を目指す。とてもマラソンにはならない。
(中)6合目付近、登山道の左手に見える「石仏岩」


(左・中)紅葉その1
(右)市房山山頂。濃い霧で眺望なし。登山者もまばらだった。


二ツ岩への縦走に取りかかる・・・が、いきなり足がすくむような急な下り。
やっと下りきったと思うと、今度は上り。地元ではこの稜線を「鋸-ノコギリ」と呼んでいる。
(右)山頂の近くにあるチョックストーン(岩の間に挟まっている岩)。通称「心見の橋」


紅葉その2


二ツ岩手前、最後の難所。大きな岩壁をロ−プを伝って乗り越す。
恐いには恐いが、落ちてゆく先が霧で見えないぶん、莇ヶ岳の鎖場より気は楽だった。
二ツ岩を過ぎると、さらにいくつかの岩場を乗り越えながら、急な山道を下ってゆく。


紅葉その3


延々と続く急な下り道。周囲の木々が自然林からヒノキの植林に変わると林道は近い。
(右)林道に出る。ゴールまであと約10km! 先ほどのノコギリ稜線は、まだ雲の中。


(左)林道より湯山地区を望む。この先、ゴールの小学校まで長い長い下り坂が続く。