山名/標高 矢筈(やはず)ヶ岳/461m
登山日・天候 2002年12月29日(日)・晴一時曇
行程 登山口(10:30)〜敷山城跡(10:40)〜験観寺本堂跡〜鉾岩〜山頂(11:15)〜 (折り返し)〜登山口(11:40)
別名を「敷山」ともいう。南北朝の動乱期、当時山腹にあった験観寺に南朝方の武士や僧侶が 立て籠もり「敷山城」と呼んだ。8合目付近に今も残る城跡は国の史跡に指定されている。
山名の「矢筈」とは、矢を弓の弦につがえる凹部分のこと。


佐波川をはさんで向かい合う矢筈ヶ岳(左)と右田ヶ岳(右) (2002.05撮影)


国道2号線より「敷山城跡」の看板を見て市道に入り、新幹線の高架をくぐり細い坂道を上る。
車道終点に立つ「敷山城跡まで400m」の標札に従って山道へ。道はよく踏まれている。


10分ほどで敷山城跡に到着。展望台から瀬戸内海を一望 (右)梵字岩


験観寺本堂跡。鳥居と祠の間に並べられているのは、14世紀当時の本堂の礎石


本堂跡の裏から狭く急峻な道を5分ほどで鞍部、しばらく尾根を歩き、再び急登で山頂。
山頂手前に「鉾岩」と呼ばれる展望の良い巨岩があったので、立ち寄ってみた。


鉾岩からの眺め


少し雪が残る山頂に到着。眺めはなく、木の間から大平山が見える程度。
来た道を折り返して下山し、次にその大平山へ向かった。