山名/標高 冠(かんむり)山/1339m

(中国道・吉和SAから望む冠山)

登山日・天候 2003年2月1日(土)・曇一時雪
行程 潮原温泉〜廃タイヤ処理場(09:05)〜林道終点(09:20)〜旧クルソン谷コース〜国体コース〜 狗留孫仏岩分岐〜山頂(12:25)〜狗留孫仏岩分岐〜廃タイヤ処理場(15:45)


3日前の寒波で、登山道は入口からたっぷりの雪。先行者の足跡を辿って山頂を目指す。


(左・中)岩から垂れ下がる氷柱 (右)植林帯を抜け、さらに深くなった雪に備えて ワカンを着用。

この日のワカン装着後の、左への浅い谷コース(私がクラシックコースと言った)は、 桑原氏(「西中国山地」の著者)のクルソン谷コースであり、後日出来た国体コースは 一部これを使っています。
現在の通常ルートは別の谷の名前(オトウゴヤ)がついています。
斉藤(宗)さん


雪の斜面を通常ルートから外れてまっすぐ歩き、国体ルートの途中(狗留孫仏岩付近)に出た。
南方に大きく広がるパノラマ。羅漢山や三倉岳が遥かにそびえる。


通常ルートに戻り、いよいよ冠山の核心部、ブナ原生林に入る。
ここまで約3時間の山行だったが、霧氷に包まれた木々の美しさに疲れも吹き飛ぶ。


幻想的な白い森。画像では美しさを伝えきれないのが残念。


山頂に到着。記念撮影後すぐに鮭雑炊とお湯割り焼酎で体を温めた。
今回のメンバー・・・斉藤夫妻、田中(善)、小川、崎里、和崎の6名


雪が湿って重く、予想以上に時間と体力を使ってしまったので、
帰路に予定していた国体ルートを取りやめ、通常ルートを折り返して下山 (それでも2時間以上かかった)。
足も腕も疲れていたが、この美しい景色の中をいつまでも歩いていたいような気分だった。