山名/標高 桂木(かつらぎ)山/702m

(美東町・赤地区より望む桂木山)

登山日・天候 2003年3月19日(水)・晴
行程 県道28号・山中峠(14:20)〜林道終点(14:55)〜登山道〜鞍部・鉄塔下部(15:15) 〜山頂(15:25)〜(折り返し)〜山中峠(16:15)
美東町と秋芳町の境にあり、遠くからでもよく目立つ、鋭くとがった山頂部が印象的な山。 古名を「しぜう山」「四条山」ともいい、その昔山頂に北辰星(北極星)が降臨した という言い伝えから名付けられた「止星山」が訛ったものと思われる。山頂には 2つの石祠が鎮座し、そのどちらも「北辰妙見宮」だという。
登山道は今回利用した美東町・山中峠からのルートのほか、秋芳町・柏木地区から 秋芳大滝を経由して登るルートも人気があるが、いずれのルートも山頂付近まで眺めはなく、 単調な急登が続く。秋芳大滝ルートには新・旧2つの道があるが、旧ルートは 途中にワサビ田があるため進入禁止とされているうえ、一部道が荒れて迷いやすい場所があるので注意。

(画像は秋芳町側からの眺め 00.11.23)


山中峠の頂上より三隅町側に200m程手前から、桂木山の小さな標識の立つ林道に入る。
林道終点まで約3kmだが、道が狭く荒れているため、途中で車を降りて歩くことにした。
天気はすっかり回復し、日差しがまぶしい。(中)目指す山頂はかなり上方にある・・・
(右)林道は途中で2手に分かれるが、ここは右に行く。 石垣に小さな標識が立てかけてあるが
見落としやすいので注意。ここから上り坂約1kmで車道終点。数台分の駐車スペースあり。


木の幹に巻かれたテープや標識に従い、杉林の中の急坂を上る。本日3座目、 息も切れ切れ。
(右)鞍部に出て右に10m位で鉄塔の真下に出る。山頂まで再び急坂だが、あともう一息。


山頂に到着。2つの祠(中・右)を囲む杉の木が成長し、その周囲の木々も次第に 背を伸ばしつつある。
北側の展望がかなり悪くなり、気のせいか山頂全体が少し狭苦しくなったように感じた。


東から南東にかけての展望。この方角は相変わらず眺めがよい。


(左)北側、木の間越しに見える青海島 (右)西側の眺め

18時前に帰宅。1日3座はさすがに疲れました・・・・・