山名/標高 福智(ふくち)山/901m

(尺岳〜福智山縦走路より望む山頂部)

登山日・天候 2003年4月16日(水)・晴
行程 尺岳平(11:45)〜山瀬越〜豊前越〜からす落し(12:45)〜山頂(13:05)〜鈴ガ岩屋ルート 〜ホッテ谷新道分岐〜鱒淵ダム(14:40)

鈴ガ岩屋ルートより北を望む〜左手前・福智山、右手奥・皿倉山

尺岳〜福智山縦走 その2

尺岳山頂から尺岳平に引き返し、福智山頂まで約5kmの縦走路に入る。
この縦走路は九州自然歩道として標識も整備も行き届き、迷う心配はない。
木漏れ日と野鳥の声が心を癒す林間コース。起伏は緩やかで非常に歩きやすい。


(左)1時間ほどでからす落しに到着。山頂部が高くそびえる。
ここからは距離は短いが急斜面。途中には通称「たぬき水」(中)が湧き、近くには避難小屋もある。
(右)避難小屋を過ぎると周囲の風景は岩の露出したササ原に一変する。山頂はもうすぐ。


ササ原より、北から東にかけての眺め


山頂に到着。一等三角点が置かれ眺望は360度。しかしこの日はあまり遠望がきかなかった。
(右)牛斬(うしきり)山、香春岳への縦走路が延びる南側の眺め。


(左)貫山を正面に望む東側の眺め。  (右)鷹取(たかとり)山への縦走路が延びる西側の眺め。


山頂からは鈴ガ岩屋ルートを伝い、鱒淵ダムに下る。疲れた足に急な下りは辛かった。
「鈴ガ岩屋」の名は、福智山を開山した釈教順という僧が、その付近で金の鈴と仏像を見つけ供養した
という伝説によるもの。ここは英彦山の流れを汲み、かつては山岳宗教の修験場として栄えた山であった。

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