山名/標高 岩樋(いわひ)山/1271m
道後(どうご)山/1269m
登山日・天候 2007年8月18日(土)・晴
行程 月見が丘(07:00)〜岩樋山(07:30)〜道後山(07:55)〜大池(08:10)〜月見が丘(08:50)

蒜山高原から移動して、月見が丘駐車場で泊。夜は寒いくらいだった。
翌朝目覚めると、雲ひとつない晴天。早く登らなければバチが当たる!はやる気を抑えながら急いで支度し、登山道に飛び込んだ。
7時とはいえ陽はすでに山の上にあり、下界より澄んだ空気の中でひときわまぶしく感じられる。日中は今日も暑くなりそうだ。

岩樋山中腹の展望所からの眺め。猫山の後方に拡がる比婆山のくっきりとした稜線。

岩樋山山頂に出ると、さらに圧巻の眺め。北方、雲海の中に頭を出す山々、その奥にひときわ高い大山のシルエット。
岩樋山から道後山山頂まで、まだ暑くない日差しを浴びながらの稜線歩き。
遠くの景色にばかり眼がいってしまうが、視線を足元に落とすと登山道の周囲には花が多く、目を楽しませるものは尽きることがない。
元々短い山頂までの道が、いっそう短く感じられた。

道後山山頂が見えてきた。雲の上を歩けたら、そのまま大山まで縦走したい気分。しかし、距離は直線でも40kmを超える。
ヤマハハコが可憐な花を咲かせる道後山山頂から、あらためて360度の雄大な展望を楽しんだ。
見えるのは大山ばかりではない、猫山の後方遙か彼方、雲海に沈む三次?のさらに後方に浮かぶ稜線、あれはもしや西中国山地ではないか?
大佐山から大山を望んだこともあるし、逆も充分あり得るが・・・。

カシミールによると、臥龍山、恐羅漢山は「見えます」とのこと。真相は如何に・・・・・?
立ち去るのがもったいない!
と後ろ髪を引かれるような気分で山頂を後にし、大池〜岩樋山迂回路を回って月見が丘に戻った。

この後、麓の道後山高原クロカンパークでクロスカントリー大会(8km)に参加。2日間の登山疲れと強烈な暑さにやられて、記録は散々だった。