閑散として肌寒い早朝の「県民の森」から,展望園地経由で立烏帽子山へ。 展望園地から上は紅葉が進み,立烏帽子駐車場まで鮮やかな色彩に囲まれて気持ちの良い一人旅となった。 | |
池ノ段から吾妻山(左),立烏帽子山(右)を望む。曇り空で遠望はきかなかった。 |
立烏帽子山山頂からの眺め。左から竜王山〜井西山・福田頭〜池ノ段。 |
御陵周辺は紅(黄)葉のピークを過ぎ,散りはじめていた。 ブナの根元に丈の低い紅葉だけが鮮やかな色を残し,ブナ林を焼く炎のように見える。この山火事が鎮まると冬の訪れである。 御陵からは大膳原を経て吾妻山山頂へ。紅葉を楽しむ多くの登山者とすれ違いながら池の原へ下った。 | |
池の原〜南の原〜大膳原を経て烏帽子山山頂へ着いたのはちょうどお昼どき。広い山頂が登山者に埋め尽くされており,びっくり。 |
烏帽子山からは出雲峠に下り,毛無山へ向かう。 烏帽子山中腹の紅葉は,ちょうどピークを迎えていた。先週の三俣山の紅葉を油絵とするなら,こちらは水彩画の世界。淡い色彩が点々と重なり,森の奥まで続いてゆく。 登山道から外れて,その色彩の奥の奥まで分け入っていきたくなるような魅力にあふれていた。 | |
毛無山山頂からの眺め(東〜南西)。北東の空には大山の影もぼんやり浮かんでいた。 |