すがもり峠へ続く登山道(舗装路)の途中にある「自然観察路入口」から樹林帯に入ると,5分ほどで山頂への登山道が分岐する。ここから急坂を30分で見晴らしの良い山頂に到着。昨年三俣山から指山を見下ろしたときは,一面のピンクに見えていたが,今年の花の咲き具合は今ひとつ。つぼみも多かったのでこれから花が増えてくるのかもしれないが・・・先月の犬ヶ岳同様,不作の年の予感。 |
坊がつるからは,平治・大船に登山者が続々と進んでいたが,指山の開花状況から見てあまり期待できそうにない。遠目に見る山肌もまだ青々としていた。 法華院温泉で休憩後,白口谷から中岳へ一気上り。このルートは,先年の豪雨で路面の一部が崩壊し,その後も土石流の危険性があるので「通行はご遠慮ください」との看板が掲げられていた。注意しつつ進んだが踏み跡不明瞭なところもあり,今回も道を間違えかけてしまった。 |
中岳山頂から見渡す360度の風景に,ピンクの花はほとんど見えなかった。やはり今年は不作なのか。 |
遠くから山頂を望むと,あまり広くない頂上に人影がびっしり並び,まるで毛が生えているようだった。 |
今回は星生山頂から最も近く,位置も判りやすそうな(西千里浜分岐点のすぐそば)黄色のルートを探してみることにした。 |
肥前ヶ城登山道の分岐点は,メインルートに沿ってロープが渡されている場所で,立入禁止とは書かれていないが,あくまでも自己責任でどうぞという雰囲気である。入口から尾根に出るまでは踏み跡が細いが,尾根に出るとはっきりした道となり,苦もなく山頂に到着。 山頂は,字の消えかけた標識が立つだけの地味な場所だが展望は良く,今までにないアングルから見るくじゅうの山並みを楽しんだ。 |
肥前ヶ城からの眺め(西〜北〜東)。紅葉期の眺めもかなり期待できそう。阿蘇山や祖母山は霞んで見えなかった。 |
牧ノ戸に下って休憩後,道路を渡って黒岩山〜泉水山を縦走して長者原へ。上泉水山付近のミヤマキリシマ群生地も,今年は花が少なかった。 |