山名/標高 河平(こうひら)山/555m
登山日・天候 2015年10月6日(火)・晴
行程 東登山口(08:50)〜松ヶ原学校バス停前(09:05)〜馬ヶ峠(09:40)〜浅田大尉殉職碑(09:50)〜0号峰・八畳岩(09:55-10:00)〜1号峰(10:05)〜宮島大鳥居展望地(10:15)〜札木峠(10:20)〜5号峰・山頂(10:35)〜8号峰(10:50)〜東登山口(11:10)

前回の下山地点であった「東登山口」から登山開始。
東登山口は,松ヶ原町から県道を北上し折ヶ峠の頂上手前左手にある。案内板が立つ登山口付近は歩道が広く取られ数台は駐車できそうだが,車道との境界は縁石で隔てられ,小型車1台分くらいの幅のすき間が1か所開いているだけ。折ヶ峠を越えたすぐ右手にも3〜4台分の駐車スペースがあるので,今回はこちらに駐車した。

東登山口から県道伝いに松ヶ原町に下り,「松ヶ原学校」バス停前の小道を右折し住宅地に入る。正面右手に連なる河平連山のピークを眺めながら道なりに進み,小さな橋を渡ると前回の登山開始地に出る。

山に向かってさらに舗装路を進み登山道に入る。ここからは前回と同じルートで,0号峰・1号峰に向かう。
まずは殉職碑に立ち寄り,0号峰へ。八畳岩からは,曇り空で眺めの悪かった前回から一転,瀬戸内から中国山地まで一望の絶景が広がっていた。

八畳岩から南〜西にかけての眺め。

八畳岩から西〜北にかけての眺め。

2号峰の手前に「宮島大鳥居展望の地」の看板がある。宮島はくっきり見えるが,いくら目をこらしても鳥居は視認できない。
とりあえずカメラの最大望遠で(中)の写真を撮り,帰宅して拡大してみると・・・確かに見えていた。(右)
2号峰ピークには「西前方三倉岳・羅漢山望む」の看板が立っていた。
八畳岩でもしっかり眺められたが,あらためてその眺望を楽しむ。宮島の大鳥居は判別が難しかったが,羅漢山頂のレーダードームは,青空をバックにその姿をはっきり確認できた。
河平山の山頂となる5号峰からは,傘山越しに大竹・和木の工場地帯が望まれる。その先には柳井の琴石山と周防大島,左(東)に向けて山口・愛媛県境の島々が海に点々と浮かぶ。
隣の6号峰には「三県一望之地」の看板が立ち,同じような眺めが広がる。曇っていて遠望のきかなかった前回は,この三県を広島・山口・島根だと思っていたが,実は広島・山口・愛媛だったのか・・・?
四国本土は少し空気が霞んでいたためか,確認できなかった。
7号峰から渡の瀬ダムを眺めていると,ヘリコプターがバタバタと音を響かせて上空を横切っていった。飛行機山の上で聴くプロペラ音は,一瞬だけ時を遡ったような気持ちにさせた。

8号峰からは一気に東登山口へと下る。アップダウンを繰り返してきた脚にはややつらい急坂もあるが,(右)の川柳のように飛び降りると足腰を痛める元となるのでやめましょう。