山名/標高 大将軍山(たいしょうぐんざん)/486m
登山日・天候 2017年12月23日(土)・曇ときどき晴
行程 米泉湖公園(09:00)〜河内神社(09:15)〜石組前分岐(09:25)〜Aコース〜山頂(09:45-10:00)〜Bコース〜松ヶ垰(10:10)〜登山道分岐(10:13)〜石組前分岐(10:20)〜河内神社(10:30)〜米泉湖公園(10:40)

3度目の大将軍登山。毎年暮れに米泉湖で行われるマラソン大会のウォーミングアップを兼ねて登るのが恒例となっており,登山日はすべて大会開催日の12月23日である。平成が終わったあとも,この日は祝日のまま残るのだろうか。
いつものように県道脇から河内神社経由で山頂に向かう「米泉湖コース」を利用。訪れる人が増えてきたからか,入口に真新しい「大将軍登山口」の看板が立てられていた。鳥居をくぐりジグザグの参道を上って河内神社を参拝,その奥の登山道を進んでいくと石組の前に出る。ここにも新しい「松ヶ垰」の案内板が立ち,以前は状態の良くなかったBコースが整備されたと思われるが,こちらは下山時に歩くことにして,とりあえず上りはいつものAコースへ。
石組から20分ほどで山頂に到着。切り開かれて見晴らしが良いのは相変わらずだが,この日は霞んでいて笠戸島もはっきりしない。
しばらく休憩の後下山を開始。来た道を少し戻ると,右手に「松ヶ垰」の分岐標識が新設されているので,ここから踏み跡をたどり所々にロープが付けられた急坂を下る。地面は落ち葉に覆われていたが,道幅が広く目印のテープもあり迷うところはなかった。
ほぼ上り(下り)一辺倒のAコースと違い,Bコースは何度かアップダウンしながら高度を下げてゆき松ヶ垰に出る。
この峠は,大将軍山の北にある後山地区から山の中腹を横切り西に延びる(山中で行き止まり)未舗装林道の最高地点であり,10台くらいは駐車できそうな広場となっている。下りてきた道の反対側に下山方向を示す案内板があり,左の米泉湖方面へ林道を下る。
松ヶ垰から2〜3分ほど進むと林道が大きく右にカーブするので,そのまま直進し山道に入る(案内表示等なし)。
ここからの山道も概ねはっきりして歩きやすい道だが,一部に最近ササを刈り払った形跡があり,今後も時期によって藪漕ぎとなる可能性がある。
この「元・ササ藪」区間を過ぎるとまもなく石がゴロゴロした沢沿いの道となり,石組の分岐点に出る。あとは来た道を河内神社経由で米泉湖畔へ。
このコースは,石組分岐・山頂・松ヶ垰がだいたい三角形となっており,時間に余裕があれば3辺を巡る周回コースがおすすめである。その場合,2辺を通り距離が長いBコースを下りに使った方が楽。なお,松ヶ垰から後山に下ると,米泉湖に戻るまでかなりの時間を要するので注意。