山名/標高 青野(あおの)山/907m
(国土地理院による標高改定:908m→907m 2014年4月)

道の駅・津和野温泉からの眺め。
「山陰の小京都」津和野町の東にそびえるトロイデ式火山。丸みを帯びた女性的な山容から「妹山(いもやま)」の異名を持つ。西中国山地の山々からも容易に判別がつき、方位を確認するのに便利な山。
山麓を走るJR(山口線)の駅名は「あおのやま」だが、地元では「あおのさん」と呼ぶことが多い。
登山道は、ふもとの北・南・西から出発し、山腹を横切る青野山林道で合流、南と西(中央)の2コースから山頂を目指す。最近は自動車利用で南麓の笹山地区を起点とする登山者が多い。JR利用の場合は、津和野駅または青野山駅を出発し、中央登山道を往復していずれかの駅に下る。
北東の山麓にある地倉沼はモリアオガエルの生息地として有名で、6月の産卵期には周囲の木々の葉にたくさんの卵が産みつけられる。青野山駅から徒歩1時間程度。

山 行 記 録
2002.03.23 第4回山楽会。南登山道〜山頂〜中央登山道
2004.04.29 上記の逆コース。中央登山道〜山頂〜南登山道。山麓に鯉のぼり。


国道9号線からもよく目立つ山容。(左)は山口県阿東町、(右)は津和野町直地からの眺め。


津和野町麓耕(ろくごう)では、毎年GWにたくさんの鯉のぼりが並び、青野山から下りてくる風の中を泳ぎ回る。