山名/標高 右田(みぎた)ヶ岳/426m
防府市右田地区にそそり立つ岩峰。山頂は西・中・東の3峰に分かれ、手前の西の峰には鎌倉末期にこの地を治めていた右田氏の居城(右田ヶ城)が築かれていたといわれる。
むき出しの白い岩肌とそれを取り囲む木々の緑との対比、標高が低い割に急峻で高度感に富む登山道、防府市街から瀬戸内海、四国や九州までを一望できる眺めの良さなどから、県内での人気は高い。
登山道は、山の真下に建つ天徳寺からの直登ルートが最もよく利用されており登りやすい。同じく山の真下にある右田小学校前には登山者用の駐車場も設けられている。この他に国道262号線わきの「勝坂砲台跡」からロープ伝いに岩壁をよじ登るルートや、東側の上右田地区からのルート、北にある山城山(260m)までの縦走ルートなどもある。

山 行 記 録
2002.05.13 天徳寺から山頂往復。
2003.05.27 勝坂コースを登り、天徳寺に下山。
2006.02.18 天徳寺から忠魂碑経由で山頂〜三谷山〜山城山縦走。
2008.12.20 塚原登山口から山頂直登(旧)コースへ。


天神山から右田ヶ岳全景。(2004.02)


冬の朝、頂上部が霧氷に覆われた右田ヶ岳。(2005.01)