山名/標高 矢筈ヶ山(やはずがせん)/1359m

小矢筈(右)と甲ヶ山(左) (2012.05)
矢筈ヶ山は西伯郡大山町と東伯郡琴浦町との境にあり,山頂部が弓矢の弦を受ける矢筈(凹)に似ているためこの名がある。一等三角点のある南側のピークを大矢筈,北側の峻険なピークを小矢筈と呼んでいる。
大山主塊から東に高度を下げる稜線が大休峠で一段落した後北に向かって再び高度を上げ,最初に現れるピークが大矢筈。さらに北に向かって稜線が延び,小矢筈,甲ヶ山,勝田ヶ山とピークを数えながら徐々に高度を下げ、標高616mの船上山に至る。この山々の連なりは約60万〜40万年前に活動していた古期大山の溶岩流によって作られた外輪山の浸食によりできたものと言われている。

山 行 記 録
2004.10.17 川床〜大休峠(〜矢筈ヶ山往復)〜野田ヶ山〜振子山〜三鈷峰〜宝珠山〜中の原
2009.06.27 船上山〜勝田ヶ山〜甲ヶ山〜矢筈ヶ山〜大休峠〜大山滝
2012.05.13 大山寺〜三鈷峰〜振子山〜野田ヶ山〜大休峠〜矢筈ヶ山〜甲ヶ山〜勝田ヶ山〜船上山



(上)三鈷峰からの眺め (下)甲ヶ山からの眺め (2012.05)