大会名 | 第14回阿蘇カルデラスーパーマラソン大会 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開催日・天候 | 2003年6月7日(土)・晴 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開催地 | 熊本県阿蘇郡長陽村・波野村・阿蘇町ほか | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
部門 | 100km、50km | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
参加者 |
桜井、Dr.かとちゃん、原田 かんじ、テツ、酒好きランナー・・・100km | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コース概要 |
周囲全長約120kmに及ぶ阿蘇外輪山を巡るコース。 100kmは長陽村を5:00にスタート〜久木野村〜白水村〜高森町〜波野村〜産山村〜一の宮町〜阿蘇町にゴール。高低差約500m。50kmは波野村を11時にスタートし、あとは100kmと同じ。 制限時間は100kmの部13時間30分、50kmの部7時間30分。 途中にいくつかの関門が設けられており、100kmの部の関門は以下のとおり。 昨年までは50.8km未満の関門は設けられていなかったので、入りがゆっくりの人にとっては若干厳しくなった。
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参加賞 | Tシャツ、食券、温泉入浴券など | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コメント |
阿蘇としまなみに参加された皆さんお疲れ様でした。天気は良かったのですが暑くて大変でしたね。私の場合は、暑くて走れなくて、何時止めようか、どこで関門にかかるか、という状況でしたが、なんとか歩くことができたので制限時間ギリギリにゴールしました。30キロからはほとんど歩いていたと思います。
後半もあまりペースが落ちていません。山口URCの新記録でもあります。 ☆酒好きランナーさん:約12時間17分、ウルトラ自己新記録の大幅な更新です。 中間地点では私の方が前だったのに、後半の粘りで新記録達成。 ☆原田さん:約12時間50分、足が痛くてドクターストップにもかかわらず、阿蘇を初完踏です。 ☆テツさん:約13時間、体調が悪くて自己ワーストでした。 ☆Dr.かとちゃん:約13時間16分、暑さに体が慣れていないのと練習不足で早めのペースダウン。 70km過ぎから私と抜きつ抜かれつの最下位争いでした。体が動かないのに根性の完踏でした。 ☆桜井:約13時間17分、暑くて長くて地獄を味わいました。 残り150mでDr.かとちゃんに抜かれ、ついて行けませんでした。 ☆めたろ〜さん:阿蘇登山と応援で参加です。お疲れ様でした。 見事な食べっぷりで、食事の量なら間違いなく今回のチャンピオンでした。 (桜井) 私の阿蘇は散々でした。 密かに自己新を狙っていたのですが、30km前後から腰に重さを感じ始め、大戸の口直前にかんじさんに追いつかれ、付いていくことができませんでした。40kmエードで湿布を貰いいくらか楽になりましたが、今度は水の摂りすぎから体調を崩すことになりました。 後半になっても体調は良くなるはずもなく、眠気まで出る始末。63.4km辺りでかとちゃんが腰を下ろしていましたが、その直後の産山村エードでは私が10分程寝てしまいました。あとは各エードで費やす時間が伸びるばかりでした。 全体としては、脚の方は例年に比べても動いていたと思いますし、お腹の具合が悪いのも眠気も先月の萩往還ほどでもなく、結局気持ちが負けたようにも思います。唯一、意地を出したのはラスト1kmかな。それと一つ言えば、この1年五十肩を患い、それまで以上に上半身の鍛錬をしていなかったことも萩往還や阿蘇の結果を招いたのかもしれません。腰が重いのも苦しいときに踏ん張れなかったのもそんな部分が影響したようにも思います。 今回の悔しさをピクニックランではらせるように、これからはもう少し上半身を鍛えねばと思います。 急ぎ過ぎかな??? (テツ) 暑かったですね〜。翌日も気温が高く、ちゃんとケアをしなかったためでしょうか、やっぱり足がむくれています。 四万十で初めてのウルトラ参加&リタイヤから5年、故障を恐れて避けていたウルトラも山口URCに加えて頂いたおかげで走る気になりました。正直言うと、ゴール手前50mで涙が出たのでした。みなさん、本当にお世話になりました。 長文になりますが、10kmごとに振り返ってみます。
桜井さん>今回も車から運転までお世話になりっぱなしで申し訳ありません。おまけに帰りのコースでは居眠りしてしまい申し訳ありませんでした。来週の吾妻山ではめたろ〜さんとのデットヒートですね。参加記楽しみにしています。 Dr.かとちゃん>次回はどこの大会ですか?いろいろと忙しいのでしょうが、ガンバです。 原田さん>最初の2.5qでリタイヤを考えたのに最後までとは・・・これぞウルトラの走りですね。完踏したことは針の先生には内緒にしておいた方がいいですよ。さもないと頭に針を打たれるかも? テツさん>こっそり教えちゃいましょう。実はテーピングよりもっといい方法があるんですよ。小さな声で“ドーピング”です。詳しくは原田さんまで…??? 酒好きランナーさん>ベストタイムおめでとうございます。これからは無理やりでも納豆を食べて粘りを出しましょう。あと、昆虫の走り方を研究するのもひとつの手かも・・・んなわけないか? めたろ〜さん>無事帰還できましたか?砂肝食いそびれた分は、宿でちゃ〜んと食べたからいいですよね。足の方もお大事に。来年こそはみんなと一緒に本当の地獄を味わってください。 (かんじ) 阿蘇参加の皆さん、お世話になりました。 車中の蚊が気になり、睡眠不足気味でAM3:00ごろ起床。テツさんから借りたテーピングの本を参考にテープで両足グルグル巻き状態にして、スタート10分前にかんじさんと酒好きさんの隣に並ぶ。かとちゃんは先頭付近で発見するも、桜井さんとテツさんはついぞ発見できないままスタート。2kmぐらいまでかんじさんと並走するも、集団がバラケルとアッと言う間に見えなくなりました。一緒にスタートした酒好きさんはスタート直後から離されちゃいました。 足の状態はいきなり最悪モードに突入。いつリタイヤしようか?そんなことばかり考えていました。 できれば、最初の関門はクリアしたいな〜。 0〜10km(0:54:05) 地理が不案内で自分がどっちに向いて走っているのか良くわかんないが、朝日に向かって走っているので東に向かっているようです。 10〜20km(1:07:54) ここからの登りはなかなか歯ごたえがあります。2.5kmで350mぐらいの急勾配、早歩きでゆっくり登るランナーをどんどん抜いちゃいました。そうこうしているうちに29.5kmの最初の関門を20分前に何とかクリアしています。 20〜30km(1:26:47) 35km付近で右ひざの痛みがひどくなったので、ついに持参の鎮痛剤を4錠口に放り込むと、15〜20分で薬が効いてきて膝の傷みを感じなくなり、本日初めて調子よく走れる。 30〜40km(1:12:52) 50kmの中間点へは5時間47分22秒で到着。同じころ桜井さんも到着されてたようですが、姿を見かけることはできませんでした。そばを2杯食べて(やっとバナナ以外を口にできました)りタイヤするつもりだったので、中間点には荷物を送っていないので着替えもせず、50kmの部のランナーと一緒にスタート。 40〜50km(0:58:00ぐらい) 60km付近で酒好きさんを追い抜くが、65km付近でまたすぐ追いつかれる。今回は酒好きさん粘りの走りです。 65kmのエイドでテツさんが寝ておられました(余裕で寝ているのかと思いましたが、体調が良くないようです)。 70km付近でかとちゃんが木陰で休んでおられました。一瞬目の錯覚かと思いましたが、やはり体調が良くないようです。このあたりで酒好きさんは、ますます調子が上がったようで、あれよあれよと言う間に見えなくなりました。鎮痛剤でごまかした私の体調は酒好きさんと反対にだんだん悪くなり、1時間35分/10kmぐらいのペースに落ち込み、記憶も定かでなくなりかけてきました。 フラフラしながらゴールに近づくと、かんじさんとめたろ〜さんが目の前にいるじゃありませんか。ゴールを待って頂いてたんですね。ありがとうございます。 収容車でなく走って帰ってきた自分にかんじさん、めたろ〜さん、私本人がビックリです。 今回、内臓の不調に悩まされたテツさんは脅威の粘りで12時間台でゴールされ、同じく体調不良の桜井さんとかとちゃんは最後までネバーギブアップで完走されました。昨年の記録からすると到底納得のできるタイムではないでしょうが、お三方の精神力の強さには脱帽です。 かんじさんは別格の走りで、ほとんどイーブンペースで走られたのではないでしょうか、小気味いい足の運びでした。また、別格といえば、めたろ〜さんの食べっプリも別格です。○○部屋のちゃんこ時間のようなすごい食欲でした。 (原田) 蚊に悩まされながらも、1時間30分ほど熟睡できました。かんじさんに起こされるまで夢の中でした。急いで、朝食・受付・準備を済ませてトイレへ。出したりない気もしましたが、スタートラインに並びました。
かんじさん> 虫や植物の話、おもしろかったです。しかし高森峠を登りながら、観察までしてるとは??それで、あのタイムは驚異です。 めたろ〜さん> あまり食べ過ぎないように。食べたら食べた分だけ、走りましょう。 (酒好R) 登山&応援で参加しました。 足を捻挫してびっこをひいていたので、登山が出来るか心配だったのですが、何とかドーピング(痛み止め)により頂上にたどり着けました。登ったのは高岳&中岳です。 高岳は登山ルートが岩ごろごろで、はっきりしたルートは無くポイントとポイントの間を登れそうな場所を選んで登るとゆ〜面白いものでした。でも一歩足を踏み外せば転落して天国送りになるでしょう(僕の場合)。高岳に上った後は、中岳に縦走してさらにその周辺を走って回りました。周りの登山者に変な目で見られてしまいました。 下山後は温泉で汗を流しました。 その後時間を見計らって応援をするべく車でコース逆走を始めました。 しかし最初の登り部分(選手からは逆ですが)で車進入禁止になっており、まだ選手がゴールするであろう予想タイムまでに時間があったので走って登ることにしました。のぼりはじめて最初のエイドで選手を待つことにしました(90kmのエイドでした)。エイドに到着して速攻でドリンクをもらいました、そのままいつの間にかスタッフに同化することに成功しました。その後はスタッフの隠し持っていたビールを恵んでもらい、焼肉を焼き大切に育て上げた肉を食べようと口に持って行った瞬間、なにやら大声がするので視線を向けるとかんじさんでした。一瞬視線をそらしてしまいました(笑) テツさん、カトさん、かんじさんのうち誰かが来るとは思っていたのですが、もろに目撃されてしまいました。その後いるはずの無い人間を目撃して驚いているかんじさんと一緒に走って下りました。 僕はそのまま車でゴールに戻りカメラを構えてメンバーのゴールするのを待ちました。 それにしても、かんじさん速かったです。 (めたろ〜)
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記録 |
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利用温泉 | 阿蘇町保健福祉センター(阿蘇町)、 地獄温泉・清風荘(長陽村) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
その他 |