大会名 第18回出水ツルマラソン
開催日・天候 2004年2月8日(日)晴ときどき曇
開催地 鹿児島県出水市・高尾野町
部門 フルマラソン、10km、3km
参加者 桜井、テツ、酒好きランナー、和崎・・・フルマラソン
コース概要 出水市陸上競技場をスタート/ゴールとする周回(一部折り返し)コース。
フルマラソンは2003年(第17回)からコースが変更された。前半15kmくらいまではほとんど変更ないが、その後は高尾野町を横断し西進、出水市荒崎の「ツル飛来地」から蕨島を大きく周回し、中間点付近まで引き返した後県道を北上、陸上競技場に帰る。制限時間7時間。
0〜5kmは概ねフラット、5〜10kmは後半が緩やかな登り、10〜15kmはアップダウンが連続、15〜20kmは平坦路を含む緩やかな下り、その後はゴールまで概ねフラットな道が続く。
距離表示は1〜5km、10km、15km、20km、中間点、25km、30km、残り5〜1km。それ以外もほぼ1kmおきに道路上に距離が書かれている(22km、23km、34kmは未舗装のため表示板)。35kmも標識があったと思われるが、確認できなかった。
エイドはほぼ2.5kmおきに設置。私設エイドも多い。
参加賞 Tシャツ、漬物、最中など
温泉入浴券(市内3ヶ所)、レース後にうどんorそばとおにぎり
閉会式終了後に抽選会
コメント フルの部にテツさん、酒好きランナーさん、和崎さんと参加しました。前の日は湯の児温泉で宿泊して7時40分に宿を出発、8時過ぎに会場入りです。前日までは雪が舞って冷え込んでいましたが、回復して晴れ、気温も低めと絶好のマラソン日和となりました(気温5.5度、湿度57%)。
しかし、先週のサザンセトのハーフはやっとのことでゴールしたので、倍の距離をゴールできるのか心配でした。キロ5分程度でゆっくり入り、10キロは50分と少しかかっていました。ゆっくりと思っていたら8キロでテツさんが、10キロで和崎さんが抜いて行きました。20キロは1時間44分、30キロは2時間44分、なんとかここまでは走ったものの、30キロ過ぎから今回も歩いてしまい、残り12キロは1時間33分かかりました。記録は4時間17分22秒、種目146位、男子総合の489位でした。
今回は酒好きランナーさんが走り込みの成果が出て3時間12分44秒の好記録を出しました。まだまだ速くなりそうです。
(桜井)

「ツルマラソン」は、私の初フル挑戦の大会で、2回目の挑戦(98年・第12回)では今の自己最高を記録した大会です。そしてこの大会はエード以外は歩いたことがなかったのに、昨年は歩いてしまいました。 ということで今回は歩かないことを第1の目標として、あわよくば3時間30分以内を、な〜んて思いで参加しました。
が、この数ヶ月の走り込み不足はみごとに体重に跳ね返り、ほぼ70Kg(今までは多くても67Kgくらい)、下手をして膝でも痛めなけりゃいいけどと心配しながらの慎重なスタートをしました。最初の1kmは5分でいきたかったけど混雑もあり約6分、以後はほぼ5分のペースを刻み、5kmを過ぎて気持ちペースアップで10kmではほぼ50分でスタートの遅れは取り戻しました。途中、わっくんやさくらさんを抜きましたが、5分くらいのペースで走っているはずの酒好きRさんの姿は見えません(私と反対に走り込みの成果が出て随分先を走っていたことが分かったのは28km?辺りの折り返しでした)。以後、30kmを過ぎるまでは4分後半のペースを刻みましたが徐々にペースダウン、昨年ほどではないにしろ、途中35kmの標示を見落としペースのチェックができません。40kmポイントでチェックすると、この10kmは52分ばかり掛かり、キロ5分ペースを超えています。時間を見ると10分と少々で3時間30分です。ならば頑張ろう、いや今日のコンディションならもういいやとも思いながらラスト1km標示では5分残っていませんでしたので、前の2人を抜いてゴールしました。 今回はキロ5分を心掛けたのですが、道中あまり抜かれることもなく、随分の方を抜かせてもらいました。遅くても抜かれるよりは気分がいいですね。ただ、残り3kmで長いジャージを履いた60歳代?の男性に抜かれたのが少々情けなかった。追えば30分は切れていたでしょう。
これから減量に励み秋吉か宇部あたり?で酒好きRさんにリベンジをしたいな〜〜〜
(テツ)

2年ぶりの参加で、新コースを初めて走りました。以前のコースは折り返し部分が多かったので往きも帰りもアップダウンが大きく、前半はそのメリハリ感がスピードアップにつながったものの、後半では逆にかなり苦しめられていました。98年のこの大会(天気は雨)で出した3時間26分26秒が自己ベストですが、このときの後半は歩きが入っています。なんでこの記録を未だに超えられないのか、フルを「完走」するたびに疑問を感じています。
それはともかく、昨年より変更されたコースは後半がフラットに近く、折り返しからゴールまでが前半と別ルートで距離が短いという「吉備路マラソン」によく似た設定で、好記録を狙いやすくなったと思います。前半をかなりのオーバーペースで突っ込んでも、後半で歩きが入る可能性は低いでしょう・・・しっかり走り込んでさえいれば。
スタート〜5km スタート直後は、特にペースを抑える意図はなかったものの、人が多くてあまりスピードが上がらない。
1km過ぎで前方にテツさんを発見、やはりスローペース。とりあえず先行させてもらうが、3km付近ですぐに追い抜かれてしまった。酒好Rさんと桜井さんの姿は見えないまま。
5〜10km 出水市役所から商店街を抜け、高尾野町方面に向かう。商店街を出たころから道は緩やかに上りはじめるが、このあたりは沿道の声援も多く、快調なペースで走り続けることができた。
自分でも驚くほど早く(実際の時間ではなく、感覚的に)10kmポイントに到着。前方にやっと桜井さんを発見。追い抜きながら時間を聞く(今回も腕時計を忘れてしまった)。
10〜15km 以前は「メリハリがあって、かえってスピードが出せた」はずのアップダウンコース(広域農道)が、今回はやたらと辛かった。5〜10kmまでの短さとは打って変わり、15kmまでの道のりの長いこと。「ひょっとして見落としたかな?」と思い始めた矢先の15km看板にがっくり。どうやら10kmの壁ができてしまったらしい・・・
15〜20km 15kmを過ぎると新しいコース(以前の折り返しルートの逆走?)に入り、緩やかな下りが数kmにわたって続く。このマラソンでいちばんのボーナスステージ。少しペースを上げる。
しばらくすると、前方から「シャンシャン・・・」と鈴の音が聞こえてきた。沿道の応援の人かと思っていたが、よく見ると鈴を持って走っているランナーだった。徐々に距離がつまり、鈴の音が大きくなる。
うるさいので無理やりペースを上げて追い抜き、音が聞こえなくなるまで必死で逃げた。
あんなのが近くで鳴り響いていたら「日本の音百選」を聞きながら走る風情も何もありゃしない。
20〜35km 一部に未舗装区間(工事中?)のある川べりを過ぎて、「ツル飛来地」周回ルートに入る。若干のアップダウンがあるが、あまり気にならない・・・というか、20kmの壁に激突し、5分台/kmのペース走が精一杯の状態。少し離れた休耕田に集まるツルの姿と鳴き声に気を紛らわせる。
後ろを走っているランナーが、沿道の人に「ツルが見えない、どこ?」と尋ねている。
  すぐ右の休耕田に羽を休めているのがいっぱいいるんですが・・・
  それと、いま我々の頭上を飛んでいるのは、カラスじゃなくてツルなんですけど。。。
蕨島の折り返し点(28kmくらい)でテツさんとすれ違う。約1kmの差。
往きのルートを引き返し、中間点の付近が35kmとなるはずだが、標識は見つからなかった。
出水市街地の方から、正午を知らせるメロディーと思しきものがかすかに聞こえてきた。
3時間経過で、残り約7km。ゴール予想タイムは・・・・・
35km〜ゴール 残り7kmを5分/kmで走れば3時間35分でゴールできるわけだが、実際は6分/km維持がやっと。やはり30kmの壁も存在していた。ほんとに壁だらけですね・・・感心してる場合じゃないけど。
37.195km地点に現れた「あと5km」の看板で少し元気を取り戻し「あと4km」看板をとりあえずの目標としてペースを上げた(つもり)。38km地点を通過し、目標の看板はもうすぐ・・・あれ?
残り195mの長いこと。。。 以後、41.195kmまで同様の繰り返し。
競技場までの平坦路は初めて通る区間なので、距離表示を見ても残りの道のりが実感としてつかめない。おまけに「あと1km」を切っても、競技場の影も形も見えないので、なんとなく焦ってきたが、ようやく目の前に競技場入口の交差点が見えてきてホッとする。
以前は競技場に入ってから最後にトラックを3/4周くらいさせられていたが、新コースは場内に入ってトラック1/4ほど(直線)でそのままゴール。ここだけは救われた気分。
結果は、35km(推定)地点で予想したとおりの3時間42分。練習を怠っているのでまぁこんなもの。しかし、来年は自己ベスト更新を狙いたい・・・
(和崎)

スタート前1時間を切って会場到着。急いで受付を済ませて、準備をする。最後にもう一度トイレに行きたかったが、その暇もない。もちろんアップなんてやってられない。
とにかくスタートラインに立つ。フルの参加者は1000人ほどなので、青島や指宿に比べたらはるかにスムーズにスタートできる。

☆スタート〜5km 23分12秒
5分/kmで走っているつもりだが、以外と速いラップに少々驚く。それほどのスピード感もなく、足も軽く余裕もあるので「ならば、行けるところまで行ってみるか」
☆5km〜10km 23分03秒 通算46分15秒 
相変わらず足は軽い。しかし、コースは次第にアップダウンが厳しくなって行く。
☆10km〜15km 22分35秒 通算1時間08分50秒 
アップダウンを繰り返しながらコース最高地点へと至る。
☆15km〜20km 25分56秒 通算1時間34分46秒
この区間の5kmで約80mを下る。自然にスピードがアップするが、慎重に下って行く。20km手前で、トイレへ行きたくなる。あ〜っ、やっぱり最後にトイレへ行ってなかったから。エイドのトイレを借りる。
☆20km〜25km 21分41秒 通算1時間56分27秒
砂利道を通り、つる渡来地へと向かう。
☆25km〜30km 21分48秒 通算2時間18分15秒
田んぼの中につるを見ながら、また上空を飛ぶつるを見ながらゴールを目指す。
☆30km〜35km 21分51秒 通算2時間40分07秒
普通ならこの辺りでバテがくるのだが、きょうはまだ余裕がある。
☆35km〜40km 22分40秒 通算3時間02分47秒
ここまで来たら、自己ベスト更新は確信。あとはどれ位、更新できるか?
☆40km〜GOAL 09分57秒 ゴール総合記録 3時間12分44秒
ラストまで足色は落ちない。ラスト1kmも4分30秒を記録した。
(酒好きランナー)
記録
選手名 部  門 タイム 順 位 備  考
酒好きランナー フル男子40代 3:12:44  31/ 79 部門/総合
テツ 3:30:43  64/167
和崎 フル男子30代 3:42:04  58/252
桜井 フル男子50代 4:17:22 146/489
利用温泉 湯の児温泉・松原荘(水俣市)
つなぎ温泉・四季彩(津奈木町)
その他