大会名 第56回勝田全国マラソン
開催日・天候 2008年1月27日(日)
開催地 茨城県ひたちなか市、東海村
部門 フルマラソン(男女登録者・一般)
10q(男女高校・39歳以下・40代・50代・60代・70代)
参加者 サスケ・・・フルマラソン
コース概要 ひたちなか市の石川運動広場脇をスタートし,概ね東〜北〜西〜南〜東と周回して東海村を経て再びひたちなか市まで30q走り,そこから細かい右折左折を繰り返して最初の走路に戻り,西に向かって石川運動広場にゴールする。
参加賞 参加賞:完走(=乾燥)芋
完走賞:Tシャツ
ほかに、主催者が用意したものではなく、協賛企業がバナナ4本と野菜の皮剥きを配布。
無料給食は熱麦茶と甘酒。
コメント 第56回勝田全国マラソン42.195qの部に出場しました,結果は3°16′12″(ネット計測3°15′55″)で,男子の536位でした。5qごとのラップは以下のとおりです。スタートの号砲が鳴ってから,スタート地点を通過するまでに57秒を要しているので,実質35qまではイーブンペースで走っています。
〜 5q:23′36″ 〜10q:22′19″〜15q:22′35″
〜20q:22′38″ 〜25q:22′40″〜30q:22′23″
〜35q:22′35″ 〜40q:24′15″〜ゴール:13′50″

関東地方初見参となったこの大会に,前日の21時過ぎに広島から新幹線・寝台急行銀河・常磐線特急スーパーひたちを乗り継いで会場である茨城県ひたちなか市へ8時過ぎに到着しました。列車が茨城県に入った頃から,蓮田や池の水が凍り付いており相当の寒さが想像されましたが,雲一つ無い青空の下,陽射しの下ではそれほどの寒さは感じませんでした。本大会は開催回数でも分かるとおり伝統のある大会で,運営もしっかりとしておりフルマラソンエントリー者も6000人を超え,今月こじんまりとした大会ばかりに出場していたものにとっては圧倒される雰囲気に満ちていました。
スタート時間は11時00分でゴール予想タイム3時間〜3時間15分のプラカードに従って,先頭から100mほど後方に陣取りました。スタートラインまでのロスタイムは57″ほどで,ここからゴールまで常に自分の周りに走者がいる状態が始まりました。
この大会は周回コースで大きく見るとδの字をひっくり返したような形です。そして,身を切るような冷たい風が吹いており,どういうわけかコースの3/4はその風が向い風に感じるというおまけも付いていました。最初の5qは追い風だったので体も温まり良い感覚でしたが,7qを過ぎて北に進路を取るようになると,左前方から風を浴びるようになりたちまち手の指の感覚がなくなってきました。周りを見渡せば必ず近くに山がある中国地方と違って,北関東の大地には山といえるものが視界に入りません。したがって,風を遮る地形的なものが無く追い風にならないところは,ずっと風との闘いでした。それでも5qごとのラップは思ったほど悪くなっていません。15qからは完全な向い風になり18qからは右前方からの風になりました。中間点は1°36′08″で通過しています。
23qを過ぎて待望の追い風区間に入りました。ここから調子に乗っていきたいところですが,左足にマメができたことが自覚できました。それもかなり良くない状況です。しかし,ペースは落ち着いており最後の頑張り次第では3°10′が切れるかもしれないという事態に鑑み,開き直ってマメのことは気にしないで走ることにしました。その後30qを過ぎてから遅れてやって来たランナーズハイのおかげで,ゴールまでマメを意識することは無かったのですが,その代償としてソックスは土踏まずから前が血染めになっていました。25qから35qまでは幾つかのアップダウンがあるコースの中でも最も厳しい区間のはずが,ペースも堅持して調子よく走れました。あと5q地点で21′以内で走れば3°10′が切れるとなってラストスパートを試みたところ,最後の向い風区間に入って一気に疲労を覚えるようになり,しかも40q手前でガス欠状態になったのがはっきり分かりました。そこからは全く体が動かなくなり何とかゴールに辿り着きました。
今回は30qの壁は破りました。次回以降は40qの壁も突破することが必要です。

(サスケ)
記録
選手名 部  門 タイム 順 位 備  考
サスケ フルマラソン男子 3:15:55 536 ネット計測
利用温泉  
その他 ◆荷物預かりは有料(100円)で,貴重品も含めて預かってくれる。
◆コース上の給水,便所配置は充実しているが,最初の給水は12.5km地点まで無い。
◆コースの最大高低差は30m。概ね平坦とみるか,起伏の多い厳しいコースとみるかは走力次第。
◆フルマラソンエントリー者が6000人を超える大会なので,スタートのタイムロスは覚悟する。
◆常磐線の勝田駅から会場まで無料送迎バスあり(待たされることはない)。なお,歩いても10分。
◆上位入賞者若干名をボストンマラソンへ派遣。