大会名 九州脊梁山脈トレイルラン(第1回)
開催日・天候 2008年10月12日(日)・晴ときどき曇
開催地 開会式会場近くにかかる国の重要文化財・通潤橋 熊本県上益城郡山都町
部門 35kmのみ
参加者 桜井、原田
コース概要 古祖母山から望む九州脊梁山脈 「九州脊梁山脈」というのは以前の呼び名で、現在は「九州中央山地」として国定公園に指定(1982年)されている。
熊本・宮崎県境に連なる山群は、東側の小川岳、向坂山、白岩山、扇山などからなる「霧立越(きったちごし)」と、西側の国見岳(1739mで熊本県最高峰)、矢筈岳、三方山、烏帽子岳などからなる「向霧立越(むこうきったちごし)」の二本の稜線に大別される。
トレイルランは、山地の北側、二つの稜線の狭間にある緑仙峡(緑川源流)をスタートし、霧立越の小川岳、向坂山から向霧立越の三方山へと渡り元の場所に帰る周回コース。今回のトレイルランに合わせて整備されているが、あまり利用されていない登山道であり路面は荒れ気味、道も枝分かれして迷いやすいので注意が必要。

コース高低図(カシミールで作成。距離・勾配は正確ではなく、あくまで概略です。)

参加賞 米1kg
開会式、閉会式後に抽選会
コメント 第1回の大会の35KmにHARADAさんと参加しました。WASAKIさんは登山部隊での参加です。大変お疲れ様でした。
前日は九重登山、長者ヶ原〜雨ヶ池〜坊がつる〜法華院温泉山荘〜すがもり越え〜三俣山〜長者ヶ原と歩きましたが、ガスがかかっていて見晴らしはありませんでした。法華院温泉山荘で一時的にガスが晴れただけです。高森温泉館で温泉に入って山都町へ向かいました。
ハワイアンショー・・・ 受付後、17時から説明会とアトラクション(福田六花さんのギター演奏会、婦人会のハワイアン、抽選会)がありました。
夜はエリンギで前夜祭です。炭の熾りが悪くて食材がなかなか焼けませんでした。月が出ていて結構冷えました。

当日は5時45分にバスで会場へ向かいました。道路が狭いため会場付近へは車は進入禁止です。緑仙峡の会場手前のトンネルは大型バスが通れないので少し歩いて行きます。7時30分から出発式、8時スタートですが、待ち時間が長いのでもう少しバスの出発時間を遅くしてもらった方が助かります。
スタート後、標高差1000mほどの小川岳に向かいます。4Kmほど舗装路です。最初から急な登りで500mも行かないうちに苦しくて走るのを止めたくなりました。ゆっくり走るので沢山のランナーが抜いていきます。舗装路の終わり頃では歩く人が増えました。トレイルコースに入ると周りのほとんどは歩きです。走っていても歩く方が早い人がいます。5Kmを約45分で通過、道も狭くて追い越しも難しい区間が続きます。なんとか小川岳を通過し10Kmは約1時間46分でした。ここからはアップダウンを繰り返して標高差140mほどの向坂山へ向かいます。いつまでたっても長い行列でベースがあがりません。先頭の年配のランナーについて走っていてその後ろが全然抜かないので行列が長くなっていきます。やっと追い越してスキー場に到着です。暑い中ゲレンデの横の急な坂を歩いて登りました。ここで第一エイドです。もう一つゲレンデを越えると下りと思ったら丸太の登りが2カ所あり、ここで体が動かなくなりました。ふらつきながら登っていき向坂山山頂へ到着しました。やっと下りですがもはや走られなくなりました。
15Kmは約2時間47分で通過、標高差−140mほどの向坂山へ向かいます。瘤が4カ所あるとのことですがほかにも登りがたくさんあり急な岩場も越えました。下りをかろうじて走るだけであとは歩きです。倒木の数も半端ではなく次から次にあり越えるのに苦労します。20Kmは約3時間52分で通過、縦走コースなのに時速5Km以下になってしまいました。やっとのことで向坂山へ到着です。ここからは下りと言われていましたが、急な坂を下って林道コースになると緩やかな登りが続き歩きました。それからやっと下りの林道コースになり走られるようになりましたが、平坦になると歩いてしまいます。再びトレイルコースになり25Kmは約4時間46分で通過、繰り返し倒木を越えながら歩きと走りの繰り返しです。トレイルコースを抜けると28Km付近で第二エイドです。頭から水をかぶりましたが食料の補給はしませんでした。ここからはしばらく舗装路の登りで歩きました。やっと下りに入り未舗装の林道が続きます。なんとか走って30Kmは約5時間25分で通過しました。
しばらくすると、またトレイルコースになりました。なんとか走り抜けると舗装路の林道に出ました。ここからはゴールまで舗装路ですがしばらくはゆるやかな登りです。市房山登山マラソンの急な下りの前のような感じですが、歩いてしまいました。下りになってから走りましたが急ぐ力はありません。「あと1Km」と言われて6時間まで14分くらい残っていたので6時間切りは大丈夫と思ってそのまま走っていると、ゴール地点が遙か下に見えてきました。残り8分でとてもたどり着ける距離ではありません。下りを利用したスピード上げ前のランナーに着いて必死になって走りました。そして47秒残してゴールしましたが、しばらくは動くことができませんでした。HARADAさんは何回もコースを迷って4分ほど前にゴールしていました。

会場からは3時にバスが出るとのことで少し前に乗車して待っていました。しかし、離合の関係でバス全部が一緒に出発するとのことでいつまで待っても発車しません。結局52分遅れてやっと発車しました。来年も同じなら緑仙峡のキャンプ場に泊まると便利がよさそうです。帰りはWASAKIさんに運転をまかせて気がついたら宇部に着いていました。

(参考)
◆男性 ※総合順位も同じ ◆女性
1位3:25:28  4:38:11総合26位
2位3:41:43  5:15:06総合61位
3位3:43:06  5:19:16総合68位
4位3:44:28  5:22:59総合73位
5位3:46:33  5:29:22総合81位

(桜井)
記録
選手名 部  門 タイム 順 位 備  考
原田 35km 5:56:04 119 総合順位
桜井 5:59:17 124
利用温泉 11日:高森温泉館(高森町)
12日:筋湯温泉うたせ大浴場(大分県九重町)、天岩戸温泉(宮崎県高千穂町)
その他