昨年は駐車場への入場で大渋滞となり，これに懲りて今年は公共交通機関を利用することにしました。８時５０分過ぎに山陽本線西条駅に着き，駅前のバス乗り場から乗り継ぐバスを待つことにしました。ところが，事前に大会事務局から送られてきた案内に記載されている時刻に発車するバスは有りません。バス乗り場にある発射案内と比べてみると，送られてきた案内の発車時刻は出鱈目であることが判明しました。一便早いバスに乗ることも可能だったのに，西条駅前で無駄に一時間費やすことになりました。もっとも出鱈目発車時刻案内の被害者は私を含めて２名だけだったようですが。そんなこんなで会場入りは１０時を過ぎましたが，１０qの部のスタートは１１時４５分からで問題はありませんでした。そんなことより会場入りしたときは雲一つ無い快晴だったのに，ウォーミングアップを始める頃から空はどんどん雲に覆われていき，スタート直前には雨でも降り出さないかと思われるほどになりました。風は気になるほどではなく，肌寒く感じられるものの，強風か低温に悩まされ続けた今年の中では最高のコンディションと思えました。
レースは例によって地元の名門西条農業高校の生徒が段違いのスピードで飛び出して行き，私は昨年秋から破ることができないでいる４０′の壁を突破すべく少しかかり気味に走り出しました。この大会は距離表示が全く無いのですが，これまで２回の出場でコースは大体頭に入っているので，およそ中間点と思われるところまでは平均ペースを保つように走ることを心がけました。第一折り返し点向かう上り坂で前半オーバーペースだった高校生を何人か抜くことができ，自分なりに調子は悪くないように思いました。第二折り返しを過ぎ長い下り坂で更に高校生を数人抜き，秋以降悩まされたレース中盤の中弛みはありませんでした。残り約２q地点を３１′３０″ほどで通過し４０′切が見えてきました。しかし，そこからは丘の上にある競技場への長い上り坂となり，距離を踏む練習ばかりを積んできた身にはペースアップする脚は残っていません。４qの部に出場している中学女子の上位選手に何人も抜かれ，思うようなラストスパートも切れないままレースは終わりました。それでもこれまでの悪い流れを断ち切ることはできたと思うので，今後の反転攻勢にかけたいと思います。
(サスケ)
| 選手名 | 部 門 | タイム | 順 位 | 備 考 |
| サスケ | 10km一般男子 | 0:39:27 | 21 |
参加賞が年を追うごとに貧相になっています。今年はウーロン茶１缶，かっぱえびせんの小袋１袋，オタフクお好み焼きセット１袋だけになりました。また、小学生の部が中心の大会だけに，将来的に１０qの部が無くならないか心配になります。何しろ交通規制は１０qの部のためだけにあると言ってもよい状況ですから。