大会名 第3回正木山トレイルラン(假屋国明杯)
開催日・天候 2010年4月4日(日)・晴
開催地 岡山県総社市
部門 ロング(30km),ミドル(20km),ショート(10km)
参加者 桜井,和崎,めたろ〜・・・30km
コース概要 尾根(城山分岐)へのキツイ上り 尾根上の林道 総社市にある正木山(381m)の林道や登山道を利用したコースで,山の南東にある秦小学校がスタート/ゴールとなる。
スタート後正木山の尾根に出て山頂(麻佐岐神社)を踏み,山の北側にある大野集落(エイド)に下るまでは3部門とも一緒。10kmはここから東に進みゴールを目指すが,20km,30kmはさらに西に向かって市道を下った後,正木山の西にある鬼身(きのみ)城跡(284m)を経由して別ルートから再度正木山に上り,大野集落に下る。ここから東に向かい,桜並木の中を駆け下りた先の大谷地区から再び正木山の尾根に上る。
尾根に出たところで20kmとコースが分かれる(城山分岐)。20kmは東の城山(191m)ピークを経由して尾根から一気に下りゴール。30kmは尾根を西に進み,もう一度正木山山頂〜大野〜大谷を経て城山分岐から東に向かう。
コースは一見「低山を3度越えるだけ」で楽に思われるが,実は30kmの累積標高差は1600m程度に達し,灰ヶ峰・休山に匹敵するハードなコースである。
エイドは大野集落に1か所あるだけ(水,バナナ,パンなど)だが,周回の分岐点にあり30kmの場合は3回通過するポイント。少人数運営の大会にあって非常に合理的。
距離表示はなく,鬼身城と城山分岐にチェックポイントがある。

コース図
コース高低図(カシミールで作成。距離・勾配は正確ではなく、あくまで概略です。)

参加賞 ヴァーム,アミノバイタル,ミネラルウォーター(500ml),入浴割引券など。
ゴール後におにぎり,うどん,パン(数種類の菓子パンから1個)サービス。

オリエンテーリングクラブ(OLC)吉備路が主催しており,実用品に徹した参加賞とレース後の空腹を充分満たす食事サービスがうれしい。うどんはかなり美味。

コメント 総社市の「正木山トレイルラン大会」30kmの部に桜井さん,めたろ〜さんと参加しました。また,ツガニさんが20kmの部に参加です。皆さんお疲れさまでした。
正木山は総社市街地の北西にある標高381mの里山で,東西に長い尾根上に神社や山城跡などが点在し,林道やハイキングコースが縦横に延びています。これらを利用したトレイルラン大会は,コース全体のおよそ3〜4割が不整地となっていますが,路面状態は比較的良いので,晴れていれば普通のマラソンシューズでも走れそうです。部門は10km,20km,30kmの3つで,参加者がいちばん多い30kmを2グループに分け,10分間隔でスタートします。桜井さんが9:30,めたろ〜さんと私は9:40のスタートとなりました(20kmの部は9:50スタート)。天気は晴れで,早朝は冷え込みましたが日中は暑いくらいの陽気でした。

秦小学校

開会式でのコース説明

正木山尾根への上り

東麓の秦小学校をスタート後,調子が悪いというめたろ〜さんとは,正木山山頂(1回目)まではほぼ併走でしたが,山頂で一休みしている間に先行され,その後どんどん引き離されました。いったん正木山を下り,大野集落のエイドからさらに西に下って上り返した次のピーク(鬼身城跡)ではツガニさんに追いつかれ,こちらも先行を許してしまいました。

麻佐岐神社

鬼身城跡からの眺め

岡山県の山によくある急坂・直登の山道を上って正木山に戻り,再び大野エイドから今度は東に向かい,本コースの目玉というべき桜並木の中を駆け下りて再び正木山に上ります。桜並木はほぼ満開で,走路右手に見える正木山の山腹でもたくさんの山桜が見ごろを迎えていました。ここは桃太郎のお膝元ですが,花咲爺の世界を垣間見た気分でした。花見客も多かったです。

正木山の尾根まで戻ると,10km,20kmはそのまま尾根東端の城山(191m)ピークを踏んでスタート地点の秦小学校にゴールですが,30kmはもう一度尾根道を西に向かい,正木山山頂を経て大野エイドから桜並木を下らなければなりません。肉体的にも精神的にも辛い2周目,尾根をゆっくり走っている途中で,地面から出ていた木の根につまづいてバランスを崩した瞬間両足が攣って身動きが取れなくなり,5分近く地面に座り込んでいました。この間,後から追い抜いてくるランナーは一人もなし。自分がどのくらいの順位なのか全く分かりません。とりあえず足を引きずるようにしてレースに復帰しましたが,まともに走れる状態ではないので,その後は大野の桜を写真に撮ったりしながらのんびりゴールを目指しました。

ゴールは手元タイムで3時間42分20秒くらいでした。全く追いつけなかった桜井さんは,実際のタイムは3時間 50分くらい,引き離されてとっくにゴールしたと思っていためたろ〜さんも3時間36分台と,意外に拮抗していました。
頻繁に山に登っているので実感がありませんでしたが,私のトレイルラン参加は2008年の萩往還鉄人マラソン以来となります。かなり疲れてしまったので,帰りの車内ではほとんど寝ていました。
(和崎)

第3回大会のロング(30Km)の部にWasakiさん、めたろ〜さんと参加しました。また、Tugani さんが20Kmの部に参加です。 今回は2名の応援つきでした(めたぼ〜さん、子守り有り難うございました。会う前からめたぼ〜さん、めたぼ〜さんと言ってしっかり懐いていました)。
レースの冠の假谷さんはJR岡山駅線路に突き落とされて死亡した方で「オリエンテーリングクラブ吉備路」に所属し実家がコースの近くにあるそうです。
ロングは速い組と遅い組に分かれてスタートです。今回はゼッケンで分けられて、私はWasakiさん、めたろ〜さんより10分前にスタートです。 Tuganiさんは私より20分後のスタートでした。
800mほど舗装路を走って山道に入ります。直ぐに急な登りになって歩きました。尾根に出ると正木山トレイルコースになります。このコースを正木山山頂に向かいます。そんなに急な登りではないのですが、登りで歩きました。
正木山山頂から1Km程下ったところにエイドがあります。50分位で到着、1周目は左に曲がります。ここから舗装路の急な下りを走り、舗装路を上下し山道を登って鬼の身の城跡で第一CP、各自がクレヨンでナンバーカードにチェックします。少し下ったところでめたろ〜さんと出会いました。それから正木山の反対側からきつい直登になります。ゆっくりしか登れません。めたろ〜さんが追いついて来ました。下って先ほどと同じエイド1時間50分で到着です。2周目は右に回り、舗装路の急な下りをめたろ〜さんと併走しました。桜の名所で花見の人が出ています。少しめたろ〜さんに先行し3Kmほど下ると山道に入り急な登りです。登りになるとめたろ〜さんが先行し、Tuganiさんも追いついて来ましたが全く着いていけません。
尾根に出ると第二CPに到着です。ここから右に回って少しすると、スタートから登ってきたところに出会います。再度正木山トレイルコースを通って正木山山頂に向かいますが、前後にランナーの姿はありません。疲れてノロノロの歩きです。正木山から下ってまた同じエイドに到着です。約3時間かかっていました。右に回って同じ急な舗装路を下り、ノロノロと山道を登って2回目の第二CPに到着です。ここからは左に回ってゴールに向かいますが、数カ所の登りがありゆっくりと歩きました。その先は急な下り、舗装路を走ってゴールです。
タイムは3時間50分位でした。めたろ〜さんは4分位前に、Wasakiさんは2分位後にゴールです(二人とも10分後にスタート)。
(桜井)
記録
選手名 部  門 タイム 順 位 備  考
めたろ〜 30km 3:36:02 23  
和崎 3:42:13 27
桜井 3:48:45 29
利用温泉  
その他