第20回広島ベイマラソン大会

大会詳細

朝から快晴で，朝方の気温は低かったものの，その後順調に気温は上がりました。何かと薄ら寒いことが多いこの大会にしては珍しいことです。しかし，広島湾岸を走る区間については陽が当たらないことから気温は低いままで，コース上に気温差が大きい状況となりました。結局これが最後に効いてくることになりました。
右のラップからも分かるように２０�qまではイーブンペースで，相性の悪いこの大会で３°１０′切りは間違いなしとこの時点では思いました。更に２５�q手前では先行するミツさんの前に出ることができました。しかし，２５�q過ぎから右脚脛の辺りに痙攣の予兆のような症状が出始めました。３０�qまでは何とか粘っていましたが，その後症状は右脚の大腿部更には左足の大腿部と脛にも広がってきました。３５�q過ぎでもう止まってしまうと完全に痙攣してしまう状況になり，走っていられなくなりました。第１折返し地点に消炎鎮痛剤のスプレーが置いてあったので，それを両脚に噴霧して何とか走り出しましたが，ペースはもう落ちる一方となりました。ミツさんに再逆転を許し，後は走ったり歩いたりを繰り返して何とかゴールにたどり着きました。
考えてみると気温は２０℃を超えており，水分を積極的に摂取すべきだったのに，給水所の容器には給水は半分も入っておらず，前半は好ペースだったので給水も容器一つしか取らなかったので，水分摂取不足で脱水症状を起こした模様です。走り終わっても両脚とも筋肉痛がほとんどないことから，脚が壊れて痙攣を起こしたのではなく，脱水が基になったのは間違いないと思います。大会事務局も給水では量をケチらずに容器になみなみと注いでもらいたいものです。
何も良いところがなかった大会ですが，牡蠣雑炊を食っている最中に抽選で名前が呼ばれ，坂町特産のうどんが当たりました。