大会名 第61回別府大分毎日マラソン
開催日・天候 2012年2月5日(日)・曇ときどき雨
開催地 大分県大分市・別府市
部門 フルマラソンのみ
  • カテゴリー1・エリート
     日本陸連登録者,フル2時間30分以内,ハーフ1時間10分以内
  • カテゴリー2・サブ3
     日本陸連登録者,フル2時間59分59秒以内,ハーフ1時間17分以内
  • カテゴリー3・一般
     日本陸連登録・未登録共通,フル3時間30分以内
  • 参加者 サスケ・・・カテゴリー3
    コース概要 大分マリーンパレス水族館「うみたまご」をスタート,国道10号線を北上し別府市亀川(バイパス)で折り返し大分市内へ,JR西大分駅前から県道22号線(臨海産業道路)に入り,三海橋西交差点を右折,市道を経由して県道22号線に戻り浜町交差点を左折,国道197号線に入り県庁前を通過,市営陸上競技場にゴール。高低差は5m程度の非常にフラットなコース。
    参加賞 Tシャツ,別府市営温泉の無料入浴券(有効期間2/4〜2/6)
    完走者にフィニッシャーズタオル
    受付会場内の物販所のみで使える500円の金券
    コメント
    〜 5q22′16″
    〜10q21′52″
    〜15q22′13″
    〜20q22′29″
    〜25q22′10″
    〜30q22′37″
    〜35q23′03″
    〜40q23′46″
    〜ゴール10′29″
    第61回別府大分毎日マラソンに出場し,3°10′55″で完走しました。順位は男子で1090位,女子も含めた全体で1110位となり,4桁順位に沈みました。さすがにエリート大会はレベルが違います。今日他の大会に出場された皆様お疲れ様でした。なお,5qごとのラップは右のとおりです。

    この大会は当日受付がなく前日受付のみとなっているので,土曜日にまず別府市の受付会場に入りました。考えてみると大分県に足を踏み入れるのは大学1回生の3月以来29年ぶりになります。受付を済まし宿泊場所の大分駅前のホテルに着き,翌日の気象情報をテレビで確認すると,事前の暖かくなるとの予報は撤回され,気温は10℃までしか上がらず,しかも陽射しはないとのことで,期待を大きく裏切られました。スタート時間が12時00分ということで7時30分に起床し,9時前に大分駅前からスタート地点へのシャトル場所で移動を完了しました。昨年から公認コースで3°30′以内で走ったことがある者まで出場資格を与えることになった本大会ですが,私は陸連未登録のため自動的にカテゴリ3に入りました。カテゴリ3の選手は他の選手と更衣場所もウォーミングアップの場所も別にされ,最後にもっとひどい仕打ちが待っていました(当然その時は知る由もない)。
    かつてのエリート大会で無様な走りはできないので最低でも3°10′を切ることを目標に,雉撃ち,食糧補給を済ませ万全の状態でスタートに臨んだつもりでした。12月の防府読売マラソンはテレビ中継はあるもののローカルネットだけですが,本大会は全国ネットでのテレビ中継があります。そんな訳で第3移動中継車まであり,トップの選手が折り返した来たところで一瞬でもテレビに映るかしらんと思っていました。
    12時ちょうどに号砲が鳴りレースが始まると,最初は2000人以上いる選手の1700番目辺りに並ばされたこともあり,スタートラインを越えるまで30″ほどかかりましたが,片側3車線の国道10号線(通称別大国道)の上り車線が全面開放されていたので,すぐに自分のペースで走れるようになりました。9q地点の別府市亀川で折り返し大分市へ向っていくことになりますが,別府市内は防府のときよりも更に多くの観衆が沿道を埋めており,かなり後の方を走っている我々にも盛んな声援を送ってくれており,何だか申し訳ない気持ちになりました。レースが始まってすぐパラパラと小雨が降り出しましたが,常に降り続くわけではなく全く問題はありませんでした。また,風もほとんどないと言ってよくペースダウンを誘う魔物はありませんでした。そんな訳で前半は目標の3°10′切り間違いなしのペースで経過しました。
    中間点を過ぎて大分市街地に入ると,ここも別府市内に負けないくらいの観衆から声援をもらいペースが上がりました。しかし,これは後から冷静に考えたら余計なことをしたに過ぎませんでした。26qの給水ポイントは大分川にかかる弁天大橋のすぐ手前にあり,そこからこのコースで初めての上りらしい坂が始まり,しっかり給水をしようとしたことも相俟ってペースが落ちました。それまではその後徐々に挽回して5qでみるとペース降下はありませんでしたが,そこからは工場地帯に入って観衆もいなくなり当然声援もなくなったので,気持ちが切れかけました。ペースの挽回もままならず,以降は落ちていく一方のペースをどうやって持ちこたえさせようかと躍起になりました。コースは再び市街地に戻ってきたので観衆と声援が復活したので,ぎりぎりのところで気持ちは切れませんでした。競技場までやってくると12月の防府のタイムは上回れそうだったので,トラックに入ってから残り300mでスパートして3°11′だけは切りました。しかし,カテゴリ3の選手は記録掲示板の前を通ることも許されず,競技場隣の大分舞鶴高校の体育館(ここが更衣場所に指定されている)に追い出されるような形で誘導され,大会の余韻にひたることもなく会場を後にしました。条件さえ整えば好記録が期待できる大会であることは間違いありませんが,私としては同日開催の愛媛マラソンを優先したいと思います。

    後日,大会事務局から記録証と2月11日付けの完走者全員の記録が載った毎日新聞の号外が送られてきました。それによると,スタート時点の気温は8℃で,やはり私にとっては低い気温でした。また,出場1796人に対する完走率は92.2%で,40q地点3°20′制限の大会に,3°30′以内の記録を持つ者だけが出場できるレベルの高い大会であることが裏付けられました。

    (サスケ)
    記録
    選手名 部  門 タイム 順 位 備  考
    サスケ カテゴリー3 3:10:55 1090/1110 男子/総合
    利用温泉  
    その他 大会公式ホームページ... http://www.betsudai.com/index.html