第22回広島ベイマラソン大会

大会詳細

８時前に会場入りしたところ，天候は晴で気温は低めで風はほとんど吹いていませんでした。昨年は強風に悩まされたので，これはしめたとその時は思いました。昨年からハーフマラソンの部が新設され，誘導の不備からハーフマラソンの部は，ほとんどの人が記録なしになってしまったことから，今年はハーフマラソンのためにコース変更が行われました。スタートは競技場内から会場前の道路になり，折り返しは１箇所だけに減らされたことで，結果的には走りやすいコースになっていました。
９時半頃にＨＡＫＯさんとミツさんにお会いし，ウォーミングアップのときも風は吹かず，内心しめしめと思いながらスタートを待ちました。路上スタートとなったことで，一旦集合場所に集まってスタート地点に移動することになっていたのですが，集合場所はただ選手が集まるだけで，目標タイムで整理されることもなく全く無秩序なものでした。フルとハーフで１０００人を超す走者が一斉にスタートすると，スタート渋滞に巻き込まれることが必至だったので，早めに集合場所に行き，先頭から６列目くらいの好位置を確保できました。１０時３０分にスタートすると，遅い走者が前の方にいて後方を塞ぐこともほとんどなく，すぐに自分のペースで走れるようになりました。調子が良いものとも悪いとものとも判然としなかったので，流れの中で目標を決めることにしました。スタート地点では背中に陽射しを浴びて暑いくらいだったのですが，コースが山陰に入って陽射しがなくなると，手がかじかむほどの寒さを感じました。私のような光合成ランナーにはあまり嬉しくない状況になりました。それでも２３′を少し切るぐらいかと思っていた５�qのラップは２２′を少し上回る程度だったので，イーブンペースを保って３°１０′を切ることを目標にしました。前半はまさしくイーブンペースを保っていました。１５�qくらいから陽射しがかげってより寒さを感じるようになりました。３回目の折り返し点を通過したころに，私が他のお二方に先行していることが判明しました。
後半に入ってもペースは保てました。また，陽射しが復活したので気温も上がってきました。これは好都合と思いましたが，給水所で給水を取る度にペース上げ下げしているうちに，脚に疲れがたまってきました。３０�qまではそれでもイーブンペースで走れましたが，３０�qを過ぎて北風がやや強く吹き始めました。折り返しコースなので往路と復路で２回向い風に立ち向かうことになります。それでも３５�qまでは２３′を切るラップで走りましたが，３５�qを過ぎると失速が顕著になってきました。それでも３°１０′を切れる可能性は残っていたので頑張ろうとするものの，脚はだんだんいうことをきかなくなってきました。４０�qの途中計時で３°１０′が切れないことが確実になったので，その後は流すような走りになってしまいました。走り終わった後左脚ばかりが痛むのでどうしたかと確認してみると，左脚のシューズに中敷が入っていませんでした。一応他のお二方よりも先にゴールすることができましたが，これは史上初めてのことです。