大会名 第32回いぶすき菜の花マラソン
開催日・天候 2013年1月13日(日)・雨
開催地 鹿児島県指宿市
部門 フルマラソンのみ
参加者 かんじ,酒好きランナー
コース概要 指宿市内を大きく1周する陸連公認コース。高低差は約100m。
コース中にJRの踏切があり,タイミングによっては数分間止められる。
スタート:ふれあいプラザなのはな館前(9:00出発)
ゴール:指宿市営陸上競技場
募集定員を設けず,毎年1万人を超える参加者(近年は18000人前後)が道路を埋め尽くす日本屈指のマンモス大会。
以前は10kmの部も行われていたが,2013年現在休止されている。
参加賞 Tシャツ・鰹節パック
ゴール後にフィニッシャータオル
鰹節スープ・うどん・おにぎり・ぜんざい・さつまいものサービス。
コメント 初参加でした。
当然、見るもの聞くもの初めてで楽しいことばかり。南国の、菜の花の咲き乱れる暖かい道を、かろやかに駆け抜ける自分の姿を想像していました。ゴールの後には会場の雰囲気を楽しんで、おいしい物を食べ温泉に入って疲れを取って・・・  
・・・甘かったです。前日から天気予報はコロコロ変わり、スタート2時間前にはついに無常の雨。それも本降りの雨。モチベーションは思いっきり下がりましたが、「みんな条件は一緒なのだ」と、訳のわからぬ理由で自分を納得させ100円カッパを着て18,000人のランナーの一員になりました。
とりあえず前半は「コース図にあったアップダウンはこのあたりかな?」と考える余裕があり、寒くてもそれなりに楽しんで走行していました。しかし25キロを過ぎて猛烈な向かい風。雨粒が頬に当たって痛いくらいです。おまけに何も遮る物のない畑の中の一本道。忍の一文字。カッパをガシャガシャと引きずるようにして通り過ぎました。ここで体力を消耗して30キロ以降はボロボロかと不安でしたが、何とか足は持ちこたえてくれました。最後は腕ふりでゴールまでの温泉街を駆け抜け、笑顔でゴール。手元計測3:29:44でした。まっ、楽しかったと言えば・・・楽しかったですかね。雨で写真は1枚も撮りませんでしたけど。

左:スタート地点 右:開聞岳(いずれも翌日撮影)
翌日のラジオ番組によると、この大会がひどい雨になったのは2001年以来12年ぶりのことだったようです。「もう2度と参加しないと言わないでください」とお願いされました。
当然完走率は去年より10%くらい少なくなっています。(86→76%)つまりリタイヤした人が1,800人多くいたということです。そりゃバスの回収も間に合わないでしょう。低体温症で倒れたり、近くの畑のビニールハウスに避難したランナーもいたそうです。
この大会、参加人数に制限がないため交通混雑・スタート時の接触転倒など大会運営には難題もあるようです。しかし、走っているランナーよりも、横殴りの雨の中、沿道で傘をさして応援してくれる地元の方々や大会スタッフのほうが大変だったのでは事実です。
ということで、初参加の大会はやっぱり楽しかったですね。

大会当日は雨で写真どころではなく、ゴールして寒さに震えながら車まで戻り、着替えて温泉で暖まったら、もう会場まで戻る気力がありませんでした。会場周辺は車で近づくことが難しいくらい混雑していました。
その分、翌日から天気が良かったので、温泉三昧してきました。
利用温泉:村の湯温泉・弥次ヶ湯温泉、ヘルシーランド露天風呂

(かんじ)
記録
選手名 部  門 タイム 順 位 備  考
かんじ マスターズB 3:30:11 36/328 部門/総合
酒好きランナー マスターズA 4:12:58 456/1622
利用温泉  
その他