大会詳細

朝から会場の庄原市には大雨警報が発令されていました。これは開催中止かと思い会場に向かいましたが，会場への案内看板は撤去されておらず，昨年よりも２０分以上も前に会場入りしたのに第３駐車場に回されました。今年は駐車場から会場へのシャトルバスの台数も十分だったようです。コース全体がクロカンパークの中だけで完結するので，大雨が降ってもコースが危険になることはないとの判断だったのでしょうが，会場からそう遠くない島根県内で大変な被害が出ている中での大会開催は妥当だったのか疑問でした。
雨さえ降っていなければ芝生に覆われた会場は快適そのもののはずですが，大雨により芝生は水をたっぷり含んで運動靴で歩けるような状態ではありません。したがって，いつもはコースそばの芝生のウォーミングアップトラックで行うウォーミングアップもアスファルトコースで行いました。今年は猛暑の影響で練習も十分でなく，結果は二の次で臨むつもりでしたが，コースの状況も最悪に近づいていきもはや記録など望めるような事態ではなくなりました。
雨は時折強く降ったり弱まったりを繰り返し，一度もやむことはなく１２時３５分のスタート時間となりました。昨年と同様内側からスタートしたため前の方に走者が詰まって，しばらく走り辛い状態が続きました。大会の最後種目だけにコースは前の種目で走った走者に踏み荒らされており，水溜りの中を走るような場所もありました。第１周回の最後障害物を飛び越える所で，目測を誤り危うく障害に蹴つまづいて転倒し大けがをしかねない状況でした。これで一気にペースが崩壊し，あとはただ淡々と走るだけになってしまいました。第３周回に入って少し走ったところで，トップのディランゴ選手のゴールがアナウンスされました。下手をすると周回遅れになるところでした。その後も一向にペースは上がらず，最後の直線コースももはや泥田と化しておりラストスパートもかけられませんでした。