第22回のおがた水辺マラソン

大会詳細

今年も直方市に前泊し，８時過ぎに会場入りしました。天候は曇りでＴシャツ１枚で過ごせるほど気温は高めでした。しかし，そよ風よりは強い風が吹いており，暑さはあまり感じられませんでした。今年で５年連続の出場となる大会で，コースも変わらず給水所位置も把握しており，３°１０′程度の記録を目指してスタートしました。スタートしてからゴールするまで薄日が射すことはあっても，直射日光に肌が焼かれることはありませんでした。風向きは最初はスタートから折り返し点に向かって追い風でしたが，途中から逆向きに吹き出しました。
この大会はハーフマラソンの部と同時スタートなので，ハーフの部の走者に自分のペースを乱されがちになります。第１周回はそんなこんなで中々ペースがつかめませんでした。第２周回に入るとハーフの走者がばらけてきて，ぺースがつかみやすくなり体感的には一定のペースで走れているように思いました。女子のトップの走者に手が届くところまで近づいたのですが，第２周回を終えた時点で体がやけに疲れたように感じました。どうやらウォーミングアップでかなりの汗をかいたのに，その後の水分摂取が不足していたようで軽い脱水症状を来したようです。
そこで，各給水所での水分摂取量をそれまでの倍にして症状の回復に努めました。が，ここで思わぬ邪魔が入りました。ハーフの部の最後尾に近いグループは，給水所に集団で居座って本人たちにそういう意図はないのでしょうが，こちらの給水を妨害することとなってしましました。そのため給水所では極端にペースが落ちてしまい，その後ペースを完全に戻しきることができなくなりました。
最終周回に入り自分ではペースアップしたつもりですが，逆にペースは落ちておりスピード勘の喪失という有難くない現実を突きつけられることとなりました。それなのに，総合順位は昨年と同じです。男子の順位も昨年から一つ下がっただけです。走者の中には福岡国際マラソンに出場しているような強者もいたのですが，この大会は真の実力者は出場しない大会なのでしょうか。