大会名 第1回世界遺産五箇山・道宗道トレイルラン大会
開催日・天候 2014年10月5日(日)
開催地 富山県南砺市
部門 ロングコース(36km),ミドルコース(22km)
参加者 桜井・・・ロングコース
コース概要 コースとなる「道宗道(どうしゅうみち)」は,室町時代中期の僧・道宗が,五箇山・赤尾に開いた道場(後の行徳寺)から,当時の浄土真宗布教拠点であった井波・瑞泉寺へ参詣のため通ったと伝えられる約30kmの山道。長らく荒廃していたが,数年前に地元有志により古道として整備された。
ロングコース(制限時間9時間)は,行徳寺の近くにあるタカンボースキー場をスタートし,標高1000〜1100mの山々が連なる稜線上の古道を瑞泉寺まで進む。累積標高は+2620m/-2930m。
ミドルコース(制限時間7時間)は,ロング11.5km地点のたいらスキー場をスタートしロングコースとほぼ同じ道(1箇所ショートカットあり)を瑞泉寺に向かう。累積標高は+1350m/-1880m。
エイドはロングが3箇所(11.5km,18km,27.5km),ミドルが2箇所(5.2km,14.2km)。
参加賞  
コメント ロング(36Km)の部に参加しました。

  • 受付会場は、昨年の「なんと!世界遺産マラソン」のゴール地点です。
  • さくらおろち湖、Mt.MIZUHOで苦しんでいたので、台風18号の影響で中止にならないかと思っていたのですが開催されました。
  • 天気予報では午前中の降水確率は20%、午後は80%だったのですが、レース開始の1時間後の8時には雨になり、その後小降りになりましたがゴールする頃にはかなりの雨足でした。
  • ロングの累積標高は、登り2620m、下り2930mです。途中でランナー(地元(?))と話をしていたら、来年は逆コースになるとのことでした。そうなると登りが300m増えることになり更にきつくなりそうです。
  • 普段はあまり転倒しないのですが、ぬかるみのコースに転倒の連続で泥んこになりました。



  • ◆スタート〜たいらスキー場エイド(11Km地点、ミドルの9時スタート地点)
    9時14分到着(大会パンフ:速い人8時30分、普通の人10時)
    集合地点のダカンポスキー場を6時50分に出て、行徳寺住職とゲストランナー小川壮太さんの先導で行徳寺まで下りました。7時に鐘の合図でスタートです。まずは4Kmほどの舗装路です。途中で世界遺産の菅沼合掌造の集落を一周します。小倉山登山口は渋滞していました。標高差約700mを一気に上ります。途中で雨になり滑りやすくなって時々渋滞する山道をゆっくり上りました。アップダウンを繰り返しながら尾根を進み、滑りやすい山道を標高差500mほど下ります。途中で急な斜面がありロープを使わないと下られません。ロードに出てしばらくするとたいらスキー場です。

    ◆たいらスキー場エイド〜縄ヶ池展望エイド(17.5Km地点)
    10時43分到着(大会パンフ:速い人9時30分、普通の人12時)
    高落場山山頂まで標高差500m強を上ります。急斜面で滑りやすいところが沢山あります。山頂付近でミドルの最後尾に追い着きました。尾根を進みミドルと別れて急斜面を下ります。倒木の上で滑って転倒してしまい、尻を思い切り倒木に打ちつけて激痛でまともに動けなくなりました。ズルズルに滑る山道を下り林道をしばらく下って縄ヶ池展望エイドです。

    ◆縄ヶ池展望エイド〜覗口エイド(27Km地点)
    13時26分到着(大会パンフ:速い人10時45分、普通の人12時10分)
    パンフによると、前エイドから9.5Km、速い人でも1時間15分かかるのに普通の人に10分で行けとは・・・?。
    「龍の背中」と言う細い急な尾根を標高差300m強上ります。ゆっくりの歩きです。滑りやすくなった尾根道のアップダウンを繰り返します。Mt.MIZUHOの10倍どころではありません。ロープを使っての上り下りではこんなことは初めてと笑ってしまいました。どうしようもないところは足を揃えてしゃがんで滑って下りました。手袋はボロボロです。途中でミドルの最後尾に追い着き、少しずつミドルのランナーを追い抜くようになりました。


    ◆覗口エイドから乙女峠(29.8Km地点)
    14時6分到着(大会パンフ:速い人11時、普通の人13時30分)
    滑りやすい尾根道のアップダウンを繰り返します。何百人が通ったあとなのでぬかるみは踝まで埋まります。「どこまで続く泥濘ぞ」ですね。転倒して顔面を強打、左手親指は捻挫で痛みます。デジカメも泥んこになり、勝手に振動して画面がぶれています。

    ◆乙女峠〜ゴール
    14時53分52秒到着(大会パンフ:速い人11時30分、普通の人14時30分)
    長い長〜い木道登山道を下ります。滑りやすいので慎重に走りました。ゲレンデの芝生を下ると町が見えてきます。舗装路になったので走って下っていると、更に2ヶ所の山道の滑りやすいところがありました。やっと町の中になって残り1.6Kmです。緩やかに下って200mの上り、端泉寺の境内がゴールです。泥靴を洗って着替え、豚汁をいただいてやっと人心地つきました。

    (桜井)

    記録
    選手名 部  門 タイム 順 位 備  考
    桜井 ロングコース 7:53:52 158  
    利用温泉  
    その他 大会ホームページ... http://gokayama-doshutrail.com/2014/